弁護士鬼頭政人の勉強法ブログ~司法試験&予備試験~

予備試験短答式の苦手科目克服に利くのは「条文の○○」!

e73ffef4dbeb933f8fea27d6994542df_sさて、前回の記事では司法試験や予備試験の短答式試験では、細かい知識だけをノートにまとめて覚えよう、という話をしました。

言うのを忘れましたが、その前提として過去問をやりまくる、というのは勿論必須です。
何度も何度も過去問をやって、分からない点をあぶり出していくのです。
テキストばかりをやっては駄目ですよ。

その前提で、短答式試験克服のためには、苦手科目をなくす、ということが必要になります。

で、苦手科目をなくすのに重要なのが、

条文の素読

になります。

意外とこれをやっていない人が多くてびっくりするのですが、条文の素読は非常に重要です。

条文というのは、基本的に非常に論理的に作成されています。
1条に目的があって、2条に定義があって、という一定のパターンがありますね。

なので、この条文をくまなく頭に入れておけば、短答式試験の問題の多くは解けるのです。
過去問だけだと、条文の知識に穴がでる可能性が高いので、それを補うことは必要なのですが、条文の素読がその手段として最も有用です。

条文の素読とは、条文を1条から順番に読んでいくことです。
苦手科目については必ずこれをやったほうがいいです。
論文の対策もついでに兼ねることにもなります。

例えば、民事訴訟法の短答式が苦手、という場合には、管轄や上訴といった部分の条文をしっかりと読んでいない可能性があります。
上訴の部分などは、条文を引用している箇所が多いので、ちゃんと引用されている条文を読まずに「なんとなく」
読んでしまっている可能性が高いです。

こういった引用条文はまずしっかりと引用先まであたる必要が
あります。

次に、漫然と条文を読んでいても頭に入る限界があります。
条文を読む際には、しっかりと本質を意識して読むのです。

例えば上の民訴の上訴の例でいえば、民訴の控訴審は続審制が原則とられていますから、どの条文が続審制を裏付ける条文で、どの条文は例外的なのか、を意識しながら読む、ということです。

既判力の部分などは、それに紐づく判例を思い出しながら読んでいくのです。
これはインプットとみせかけて、実はアウトプットをしているに等しいです。
読みながら、頭の中でアウトプットしているのです。

漫然と、とか、なんとなく、条文を素読するのではなく、アウトプットしながら、本質を意識しながら、順番に読んでいく。
そうすると、普段頭に入ってこなかったものが入ってくるようになります。
こうした意味のある条文素読を繰り返していくと、短答式の知識はしっかりと身についていきます。

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