弁護士鬼頭政人の勉強法ブログ~司法試験&予備試験~

司法試験予備試験論文式の直前勉強法

32a66951f3d357985bedf49fb429a23a_sさて、平成29年度(2017年)の司法試験予備試験の本番がすぐそこまで迫っています。

短答式にめでたく通過された方は、直前期を過ごしていることでしょう。
では、この時期にはどんな勉強をするべきでしょうか?
いくつか観点を挙げましょう。

1 法律7科目については答案を研ぎ澄まそう

短答式試験を通過された方であれば、論文答案はある程度書けるはず、です。
でも、「ある程度」の答案では落ちてしまいます。

一定水準「以上」の答案を全ての科目で揃えることが必要です。
その為には、これまでに自分がやった問題に重点を置いて学習するのが重要です。

まして、今は直前期ですから、なるべく新しい問題に手をだすべきではありません。
勿論、答案を見てもらう機会があるのであれば、それは優先して時間を確保するべきです。

論文答案で一番怖いのは、「独善的」になってしまうことです。
独善的な答案は、論文で高い評価を得られません。
また、そのことに自分が気づかないため、非常に危険な状態です。
まさに「独り」で「善い」と思っている状態になります。

法律7科目について一定水準以上の答案を揃えるためには、苦手な科目を極力なくすことが重要です。
民訴や民法、憲法などが苦手な人が多い科目ですが、
そうした苦手科目こそ、自分の中の問題のストックや、書き方の型などをしっかりと定めておくのが重要です。

2 論文試験で初めて問われる実務基礎はしっかりカバーしよう

短答式試験の科目ではない、民事実務基礎と刑事実務基礎。
これらは1科目90分と法律7科目と異なるうえ、内容もやや発展的なものになっています。

法科大学院で学ぶ実務的な内容を取り込んでいますので、民事実務基礎は要件事実や準備書面、刑事実務基礎は犯人性や構成要件該当性などの事実認定が、法律7科目とは別に範囲に入ります。

しかもそれらの新たな範囲から結構な割合が出ます。

実務基礎科目は、上記の特殊な範囲について、しっかりとカバーしておくことが必要です。
過去問で学習するのは最低限、それ以外にもインプットをしておく必要があります。
適切な教科書がある場合にはそれでもいいですし、ない場合には資格スクエアでの講義レジュメなどを活用してもらっても結構です。

なお、一般教養も論文では問われますが、これは過去問を2−3度書いておけばそれで十分に対応できます。
大学入試の小論文の問題に似ており、対策は非常に難しい科目になります。
できる人はできるし、できない人はできない、となりがちです。

なので、法律7科目以外ですと、実務基礎科目の方に力を入れて勉強するべきなのです。

以上、概括的に予備試験論文直前の勉強法について話をしました。
ではまたー


資格スクエアの法律実務基礎講座

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