営業秘密・知財戦略相談窓口「営業秘密110番」はどのようなシーンで使うのが良いのか

0

特許庁では、中小企業等からの営業秘密・知財戦略に関する相談窓口である「営業秘密110番」を平成27年2月2日、新設したことを伝えました。

近年グローバル戦略に舵を切る企業が増えていますが、その際に取引先に技術をオープンにすべきかあるいはクローズにするべきなのか迷うところと思います。技術を盗まれるだけでなく、営業秘密の漏洩や流出も頭痛のタネですよね。

ではこのような案件を任された担当者は、「営業秘密110番」をどのようなシーンで利用するのが良いのでしょうか?今日は弁理士の亀崎伸宏先生に解説を依頼しました。

適切なタイミングでの相談がリスクを下げる

20150318_news114

他社との協業などで企業秘密の漏洩を防ぐときに使う窓口と思われますが、交渉のどの段階で相談窓口に相談するのがよいのでしょうか。

「交渉に必要な知識がないのであれば、それを知る必要がありますので、交渉を行う前に相談しなければならないと言えるでしょう。交渉が始まっているのでしたら、出来るだけ早く相談するようにしましょう。

仮に、相談するタイミングが早かった場合でありましても、個々の事案に適した相談のタイミングを教えてもらえるでしょう」

このように弁護士や有識者に相談せず、他者とのアライアンスなどの共同事業を行うとすると、どのようなリスクが生じるのでしょうか?

情報をタダで渡しているのと変わらない状況になる可能性があります。

勝手に真似されるリスクだけでなく、特許権等の独占権を勝手に取得されてしまい、自らの実施までもが制限されてしまうリスクがあるといえます。」と亀崎氏は述べました。

弁理士 亀崎伸宏 先生プロフィール

亀崎総合特許商標事務所 所長
弁理士受験マスター塾 講師
特定侵害訴訟代理業務付記登録
一級知的財産管理技能士(特許専門業務)
資格スクエア「知的財産管理技能検定2級」講師
Share.

About Author

Leave A Reply