【東大・中大・慶應・早大・一橋】法科大学院よりも熾烈な学部生の予備試験合格者数争いが面白い!

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今年の予備試験について、法科大学院別・大学別の合格者数が出ました。
文部科学省の発表資料はこちらです。

 

27年度の司法試験予備試験は、1747名の法科大学院の受験生のうち138名が合格しました。
法科大学院生の平均合格率7.9%になります。
全受験者での平均合格率は3.8%ですから、法科大学院生には有利な試験といえましょう。

 

27年度予備試験全体でいうと受験者数は10344名、合格者は394名ですから、
そのうち法科大学院生の受験者のシェアは16.9%合格者のシェアは35.0%となります。

 

そもそも、法科大学院生は卒業すれば、予備試験を受ける必要なく司法試験の本試験の受験資格が与えられるのですが、多くの受験生が、在学中に予備試験をうけて、1年でも早く本試験を受けたいという意向があるようです。

 
資格取得を科学する資格スクエア編集部としては、それは、それで、ありがたい話でして、法科大学院別の合格率を分析することで、各校の学生のレベルを推し量ることができます。

 
さて、合格数上位校を見てみましょう。

合格率も添えてみました。

 
<法科大学院別>

1位 慶應義塾 30名 19.4%
2位 東京大学 19名 11.4%
3位 早稲田大学 14名 8.4%
4位 一橋大学 京都大学、中央大学 13名 (順に18.3%、12.9%、6.5%)

以下は合格者が10名未満でした。
注目されるのは東京大学法科大学院(東大ロー)の減少ぶりで、43名→33名→19名と2年で半減しております。
それに対して、首位の慶應大学29名→28名→30名と安定しております。
2位の早稲田大学3名→9名→14名と数字を上げてきております。

 

 

では、大学別ではどうでしょうか?

 

学部生は、在学中に予備試験に受かれば、ロースクールに行く必要がないのですから、予備試験は人気です。

 

大学生の予備試験受験者は2907名、合格者は156名、合格率は5.3%でした。
予備試験における大学学部生受験者のシェアは28.1%合格者のシェアは39.6%となります。
法科大学院生よりも、大学学部生の方が、受験者も合格者も圧倒的に多いことがわかります。
合格率こそ法科大学院より少ないですが、それでも全体平均よりは高めです。
さて、大学別の合格者数ランキングを見てみましょう。

 

<大学別>

1位 東大 44名 13.7%

2位 中大 28名 5.4%

3位 慶應 24名 7.3%

4位 早大 18名 6.9%

5位 一橋 11名 10.2%

 

注目すべきは受験生数です。
中央大学が、364名→478名→522名と激増しております。

 

慶應と早大が3年間殆どかわらないのと対照的です。
なお、東大は減少傾向でした。

 

また、去年、合格者2名、合格率1.8%で世間を驚かせました京大は、
今年は、合格者10名、合格率6.4%と「大躍進」しました。

 

早大は、法科大学院と同じく、大学生の方も合格者が、4名→10名→18名と増加傾向にあります。
まだまだ特定の大学の学生しか受けていないという印象の予備試験ですが、上記のように、法科大学院生よりも多くの大学生が受験しており、増加傾向にあります。

 

ロースクールに行って猛勉強しなければならないというイメージは、なくなりつつあります。
大学生のみなさん、予備試験を受けてみれはいかがでしょうか?

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