【民法のすすめ】民法の勉強法まるわかり。各資格試験別の対策とは。

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資格試験において、民法はいわば登竜門
司法試験予備試験司法書士行政書士宅建など、多くの資格試験において「民法」が出題されます。
同じ「民法」といっても、出題傾向や試験対策は違います
それぞれの仕事において求められているコトが違うからでもあります。

 

逆にいえば「試験の傾向」と「自分」との「相性」を見ることで、逆に自分のキャリアビジョンが見えてくるかもしれません。

あなたは民法を勉強して何に興味を持ちましたか?
民法を通してどんな人の役にたちたいと思いましたか?

弁護士がステータスあるから、という動機でももちろん良いのですが、こういう根本的な興味からのモチベーションの方が勉強も根気よく続けられるのではないでしょうか?

そこで資格スクエア編集部では、試験別に民法の勉強法をまとめてみました。
どの資格の試験特性が自分にあってるか知りたい方や、他の資格も併願したいという方は是非チェックしてみてください。

 

【司法試験の民法勉強法】

司法試験本試験では、短答と論文で民法が問われます。司法試験予備試験をクリアしたか、法科大学院を卒業した人しか司法試験を受けないため、問われる知識はかなり細かいものになります。

論文式は、「民事系」の中の1問として問われることになりますが、実際の証拠や判例をもとに考えさせる問題が近年の主流であり、単に条文や判例や法的な論点を暗記しているだけでは到底歯が立ちません。

わずか2時間の解答時間で8枚の解答用紙に解答を書く必要があるため、問題文を読んで、自分なりの法律論にまとめる力が問われます。

総則の錯誤や契約の瑕疵担保責任といった基本中の基本と言える事柄は瞬時に論述できなければならないことはもとより、法定地上権の成否や弁済者代位といった、これまでは手薄でよいとされていた分野についても、しっかりと論述をできる力が求められています。

低い点数で合格できることからも分かる通り、日本で一番難しい試験と言えます。特に、民法は司法試験の中でも最も難しい科目です。

資格スクエアの司法試験の入門講座論文講座では、法律初学者の方が最も早く合格レベルにたどりつくことを目標に講座を汲んでいます。

また、レジュメは自分なりにいくらでも加工できるようになっておりますので、無料会員登録をしてレジュメ編集機能を操作してみてください。

 

【予備試験の民法勉強法】

司法試験予備試験は、司法試験を受ける能力があるかどうかを見極める試験であるため、基礎的な素養が身についているかどうかが強く問われます。

短答と論文で民法が問われるほか、口述試験においても民法の知識を当然の前提とした実務的な問題が出題されます。

予備試験の論文問題では、請負の担保責任や物上保証人の責任、債権譲渡の場合の法律関係など、典型論点と言えるものが出題される傾向が強いですが、参考書を読んだだけで対応できる問題は殆どなく、基本的な知識をその場でいかに自分なりにアレンジして、論理一貫した記述ができるか、ということが問われます。

予備試験の民法の対策としては、とにかく基本的な条文の要件を暗記し、すぐにいえるようにしておくこと。債権者代位権や留置権の要件などは、条文を見ずに瞬間的に出てこないようでは話になりません。

また、条文を覚えたら次は判例の結論と理由を覚えておきます。差押えと相殺、物上代位と相殺、敷金返還債務と相殺、といった同様の論点について複数の有名判例がある分野については、そうした判例を理解していることを前提に、ひねった出題がなされますので、確実に覚えておきます。

続けて、いわゆる論点の論証についてはコンパクトの記述できるようにしておくことが必要になります。
94条2項の「第三者」について、あなたは何行で書くことができますか?

本番の試験では、この典型論点を書けない人はいませんが、コンパクトに的確な論述ができる人は意外と多くありません。

問題提起、規範定立、あてはめの部分をコンパクトに書き、以下に自分の考えの部分に論述の時間と労力を割けるか、が勝負の分かれ目になります。

勉強法としては、市販の趣旨規範集や自分でオリジナルに作った趣旨規範集を作り、それをひたすら繰り返すことで論証の精度を高めていくのが得策です。

資格スクエアの入門講座では、初学者にとってもっともハードルの高い民法について、吉野講師が丁寧に70時間かけて解説しており、自分の基礎知識を盤石なものとすることができます。

そして、論文講座では、論証を自分の単語帳に登録できる機能を活用することで、自分オリジナルの単語帳を何個でも、すきなときに作り、活用することができます。電車の中でも歩きながらでも論証を覚えていくことができるので、論証の精度を高めるのに最適です。

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【司法書士試験の民法勉強法】

司法書士では、民法は最大の出題数を誇るものの、記述式の出題対象ではないため、論述の練習をする必要はありません
司法試験や司法試験予備試験とは異なり、細かな条文についての正確な理解が必要になります。

特に、司法書士は登記がメイン業務になりますので、物権に関する問題、その中でも抵当権に関する問題が多くなります。根抵当権の細かい条文の知識など、司法試験の短答式では問われないような点についても、重箱の隅をつつくような問題が問われます。条文を参照して問題に答えることは一切できませんので、すべて条文の内容を暗記しておく必要があるのです。

司法試験が応用力を見る試験であるとするなら、司法書士は、徹底した基礎力を見る試験であるといえます。また、司法試験は短答ではまんべんなく出題がされますが、司法書士は物権の出題数が多い一方、債権の出題数が少ないので、メリハリをつけた勉強が必要になります。

司法書士試験の対象となる法律は11ありますが、その中でもダントツで分量の多いのが民法です。民法の攻略が司法書士択一式突破のカギとなることは間違いありません。

法律初学者の方が少ない試験なので、総則から勉強を始めても構いませんが、物権と抵当権から強化していくと得点につながりやすいといえます。

資格スクエアの司法書士講座では、日本一わかりやすい、と評価を受けている三枝講師が、なんと100時間にわたって民法を解説してくれています。過去問を全て解析し、近年の出題傾向にも即した講義をしていますので、これを繰り返し聞くだけで覚えるべき知識の大半が頭に入ってくる作りになっています。

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【行政書士試験の民法攻略法】

行政書士では、択一式試験と記述式試験において民法が問われます。条文の参照はできませんが、記述式試験は40字程度の記述問題になりますので、「知っているかどうか」という点で勝敗が分かれます。基礎知識の応用力は問われず、難易度は司法試験や司法書士よりは大きく落ちます

もっとも、行政書士試験を受ける法律初学者の方にとっては、民法が最大の壁になるはずです。もう一つのメイン科目である行政法に比べ、暗記する量が段違いに多いので、民法の勉強で脱落してしまう人も少なくありません。

行政書士の民法では、総則から勉強し始めると混乱する人が多いので、もっともとっつきやすい債権各論から勉強するのをおすすめします。

債権各論、債権総論、物権、総則、親族相続の順番で勉強すると頭に入りやすいです。

また、条文の知識よりも判例の知識の方が出題されやすい傾向にありますので、ひたすら判例の結論を覚えていく、ということが必要になります。

細かい理由付けの部分でひっかけがあるような問題ではなく、判例の結論をしっかりと押さえているかどうか、ということが問われる問題が殆どになりますので、判例の結論をまんべんなく覚えていくようにしましょう。

また、連帯保証や多数当事者の債権債務は、司法試験や司法書士に比べて問われやすい傾向にありますので、重点的に勉強する必要があります。

資格スクエアの行政書士講座は、上記のことを踏まえ、連帯保証や多数当事者の債権債務に多くの時間を使ったり、判例の知識を横断的に素早くチェックできる講義を設けています。1判例がわずか3分で身につく講座は、業界初で、非常に好評を得ています。

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【宅建試験の民法攻略法】

宅建では、権利関係という形で14問択一式で出題があります。分野は多岐にわたり、不動産登記法や区分所有法の出題もありますが、宅建士に深くかかわる、制限行為能力者、売買の瑕疵担保、虚偽表示、抵当権、賃貸借、借地借家については毎年出題がなされます。

出る分野は限られているので、メリハリをつけて勉強する必要があるのですが、他の試験種と異なり、特に法律初学者の方が多い試験になりますので、どうしても丸暗記になってしまいがちです。

勉強方法としては、売買と賃貸借の部分を完璧に点数が取れるようにし、その後に虚偽表示や代理といった総則部分の勉強をしましょう。抵当権の部分は、配当や法定地上権などの難問が出題される傾向が強いので、勉強を後回しにし、不法行為、相続といった比較的得点しやすい分野の勉強を進めていくのが得策です。

資格スクエアの宅建講座では、過去問を精緻に分析し、それをもとにインプット講義を構成しています。
そして、インプット講義を踏まえたアウトプット講義では、過去問の中から特に出題されやすい問題だけを厳選し、それを肢別に解説する構成にしていますので、学習方針に迷うことはありません

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以上、いかがでしたでしょうか?
各資格の勉強法資格を活かしたキャリア形成については下記にもまとめておりますので、「この資格の民法だったとれそうだ」と思ったら、該当記事を読んでみてくださいね!

 

1.司法試験の勉強法

2.弁護士・検察官・裁判官の仕事と年収

3.司法書士試験の勉強法

4.司法書士資格の活かし方

5.行政書士試験の勉強法

6.行政書士の魅力とは?

7.宅建の勉強法

8.宅建の将来性

 

 

【憲法のすすめ】憲法の勉強法まるわかり。各資格試験別の対策とは。

時間には限りがありますから、効率よく学習していきましょう。
なお、勉強法についてお悩みの方がいらっしゃいましたらこちらで募集しております!

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