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フィスカルポリシーとビルトインスタビライザー

行政書士試験の出題科目である一般知識等では、財政や財政改革についての出題もなされます。

行政書士試験の出題科目である一般知識等科目では、政治・経済・社会についての出題があります。
では、次は政治について見ていきましょう。

財政

財政とは、国民から徴収した税金を国家が予算を組み、何にどのくらい使うのかを決めて実際に支出するまでの一連の作業のことを指します。

国家が使う費用は国民が負担するものですから、財政が適切に運営されることは必須です。
日本国憲法では第83条において財政に関する決まりを定め、国民の代表機関である国会に管理させる財政民主主義を採用しています。
また84条では租税法律主義という、税金を新たに賦課・変更する際には法律や条例に基づく必要があるとされるやり方も採用されていて、歳入面からも財政民主主義が定められています。

財政には資源配分機能、所得再分配機能、経済安定化機能の3つの機能があり、財政政策にはフィスカルポリシーとビルトインスタビライザーがあります。
フィスカルポリシーは政府の裁量によって経済状況に応じた財政政策で、ビルトインスタビライザーは景気変動に応じて景気を調整するといった、財政構造自体に組み込まれているシステムです。

財政改革

行政書士試験の財政で得点するためのキーワードの1つは、財政改革です。

今日の日本の財政状況が危機的であることは多くの人がご存じだと思いますが、その原因は多額の公債発行によるものです。
2014年度の公債発行額は約41兆円に上り、一般会計予算に占める公債金収入の割合である公債依存度は43%、公債残高は780兆円にはなると言われています。
今後もこのような状況が続いてしまうと、金利の動向次第では利払費の増加によって一般歳出を圧迫して財政の硬直化が深刻になることが予想されるでしょう。

また、クラウディング・アウト効果やインフレの生じるおそれもあります。
クラウディング・アウト効果は財政支出増加における民間資金の押出し及び締出し効果のことですが、この効果は民間の資金調達の阻害を招きます。

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