苦手意識はこれで解消!答案形式で学ぶ民訴・判例百選
民事訴訟法は解説を読むだけではまとめづらい
2016年予備試験合格、2017年司法試験合格の平山達大です。
司法試験や予備試験の論文で苦手な人が多い科目といえば、民事訴訟法です。
試験範囲自体は広くないですが、処分権主義、弁論主義、既判力といった基本的な概念を深く理解していないと対応できない問題が多く、丸暗記では到底対応できない科目です。
いわゆる論証パターンだけ覚えても、論文答案を書けるようにはなりません。
基礎的な概念について、具体的な事案でどのような帰結になるのか、ということを正確に理解し、表現できるようになっておく必要があるのです。
そこで登場するのが判例百選です。判例百選は、民事訴訟法の基本的な概念が、具体的な事案で、どのような理由で、どのように判断されたのか、ということの蓄積です。
私は、受験時代にこのことに気づき、判例百選について、答案形式についてまとめて学習する、ということをやっていました。そうしたところ、民事訴訟法の成績が極めて安定したのです。
民事訴訟法の問題は判例をベースに作成されているものが多く、他の科目とくらべても判例百選の重要性は高いといえます。
本レジュメは、民事訴訟法について一通り勉強し問題演習等を開始しようとしている人,または民事訴訟法の判例百選の使い方がよくわからない人向けのレジュメです。
判例百選に掲載されている各判例(アペンディックスのものも含む)について、論文答案の形式にして表現しています(一部抜けているものがありますが、これは、同種の点について別判例でカバーされているため割愛したか、過去問で聞かれることがないため割愛したもので、学習上重要ではないからです)。
判例百選の「事案の概要」部分を問題文ととらえた場合に、どのような答案を書くのか、ということをまとめたレジュメになります。規範定立、あてはめについても記載していますので、判例を頭に入れるには最適のレジュメです。
答案形式にすることで、より判例の論理が頭に入りますし、一貫した答案を書くことができます。
判例百選の解説を書いている先生はみんな素晴らしい方ですが、判例によって解説を書いている先生は異なりますので、解説を読むだけではまとめづらく、また、司法試験や予備試験で求められている最低限の論理も不明確です。
全137ページのレジュメの一部を以下に引用しますので、参考までに御覧ください。
サンプルレジュメはこちら
民事訴訟法は暗記では乗り越えられません。理解を先行させれば、点数が安定してくる科目です。皆さんの合格を応援しております。
2016年予備試験合格、2017年司法試験合格 平山達大
※民事訴訟法の判例百選をご購入頂いていることが前提になります
※抜けている判例の番号:17,20,31,41,58,59,60,61,62,84,93,101
タイトル | 苦手意識はこれで解消! 答案形式で学ぶ民訴・判例百選 |
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内容 | 判例百選の「事案の概要」部分を問題文ととらえた場合に、どのような答案を書くのか、ということをまとめたレジュメになります。規範定立、あてはめについても記載していますので、判例を頭に入れるには最適のレジュメです。 |
ページ数 | 全137ページ |
金額 | 19,800円 |