公認会計士試験の過去問対策

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過去問をあなどるなかれ

過去問をやることは無意味だという人がいます。

結論から言ってしまえば、それはサボる理由を見つけているにすぎないと考えます。

考えられる理由の一つ一つに論駁していきましょう。

 

・「試験で一度出た問題は繰り返しでてこない」

出題の傾向がわかります。どこの分野はどういう問われ方をするのかということを体得できます。 またどの科目が弱い傾向にあるといった学習強化ポイントがわかるのです。

 

・「何度も繰り返しするすると解答を覚えてしまうので無意味だ」

確かになんとなく答えがわかってしまうので反射的に正解をなぞることがあるかもしれません。 そういう時は、「自信をもって1だ」「自信がないけど1だと思う」とふりわけて考えると、あとで後者は復習につかえます。

 

・「そんな時間があったら、他の学習の時間にまわしたい」

受験勉強そのものの初心者にありがちな考え方なのですが、合格者は何度もくりかえし過去問をといています。 「事実は小説より奇なり」とはいいますが、過去問を解いたことがない人が合格することほど「奇なり」なことはありません。

 

 

過去問をやる上での注意点

 

・過去問は早めにやっておく

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」ということわざがあるように、「自分の実力や立ち位置を知る」ことは早く知っておくに 越したことはありません。そこで軌道修正がかけられるからです。

 

・学習した分野だけでもやってみる

「まだその分野はやってないから、すべて学習してからやればいい」と考える人がいるかもしれません。 何も学習していないならば正解です。「まず過去問をときなさい」から始める授業なんかありえません。 しかしながら、学習した部分の問題はとけるはずです。 科目ごとにやるのもいいです。その科目の全体像が把握でき、次に繰り返すのにどの程度時間を要するかがわかります。 ちなみに、科目学習も何周もくりかえすべきです。

 

・繰り返し解く

繰り返し解くと今度はすらすら解けた。また解けなかった。などの違いがわかるようになります。 これが重要なのです。基本的に受験勉強はペナントレースです。1年を通して一番効率的な学習の積み重ねです。 ならば定期的に過去問を解いて、その都度軌道修正をかければいいのです。

 

・時間配分や順番、見直し方法などをシミュレーションする

これは最終段階を前提としています。公認会計士試験のような難関試験の場合、当然ながら全設問を正解する必要はありません。 誰でも解ける問題を確実にとることが合格への最短距離です。捨てる問題もあるでしょう。解く順番もあるでしょう。見直し時間の確保もあるでしょう。自分にあった解き方があるはずです。

 

・過去問を解いたら必ず出題趣旨を読む

公認会計士試験では、公認会計士・監査審査会から、毎年、出題趣旨が発表されます。これは出題された一問一問に「このテーマではこの論点の理解度を問いているんだよ」といった復習のためのヒントが詰まっています。これを見ずして過去問を解いた気にはなってはいけません。

 

合格者と同じ解き方を前提として、自分なりの試験回答プロトコルを手に入れてください。

 

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