法律のプロがLINE詐欺師からのメールに本気で対応するとどうなる?

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急増したスマホ時代の新しい詐欺…

昨今、LINEの乗っ取り被害や、振り込め詐欺による被害が急増しています。このような被害による総額は2014年の1月~7月だけでも300億円以上にものぼります。詐欺師は時代の変化にとても敏感です。友人になりすまして、iTunesカードなどの電子マネーを、コンビニなどでの購入するよう促す「LINE詐欺」も、そんな時代の流行を利用したものといえます。

最近ではLINE詐欺も認知され、一般人でも対応できるようになりましたが、スマートフォンに機種変更されたばかりな不慣れな方や、ご年配の方などにはまだまだ注意喚起が必要な問題でしょう。そこで今回は、弁護士の伊藤先生に、LINE詐欺への正しい対応の仕方について聞いてみました。

実際に、伊藤先生にLINE詐欺に対応してもらった…

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〈撃退のポイント〉
本人確認ができる情報を聞き出そうとすると、詐欺師は焦ってあきらめる傾向にあります。怪しいなと思うメッセージを受信したら、不用意にこちらの情報を晒さないように注意しましょう。

LINE詐欺以外に最近相談の多い詐欺はありますか?

「バイナリーオプション」に関する相談を耳にするようになりましたね。一定の金額を預けた上で、それを元手に、為替レートが上がるか下がるかを予想して、当たった場合には、手元の資金が増えるというもののようです。しかし、実際にお金を引き出そうとしても、数か月たっても出金できないというケースの相談がありました。

会社は海外にある上、その国に登録されている業者ではないので、回収可能性は低いでしょう。会社に対して、弁護士が英文でメールを送ったら返金されたというケースがあったとは聞いていますが、基本的には回収は難しいと考えてください。

今後危惧される詐欺の手口はありますか?

Facebookの広告から誘導する詐欺が危惧されます。Facebookの広告は、審査が甘いので、中には怪しげなものもあります。クリックをすると、2ちゃんねるの「まとめサイト」のようなところにリンクがされ、あたかも体験談のような書きこみと、これに対するコメントが記載されたウェブページが表示されます。

ところが、よく見ると、コメント欄に書き込むことができません。また、他の記事へのリンクもないようです。このように、Facebook広告を使った儲け話には注意が必要です。

まとめ

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LINE詐欺のほかにも、今後益々ネット上でのトラブルが増えていきそうですね。便利なものには必ずその悪用のチャンスがあるものだと疑う姿勢を持ったほうが良さそうです。もし怪しいなと思う事があれば、詳しい人に聞いたり、調べたりしてみましょう!

【伊藤 建先生 プロフィール】
弁護士。慶大院修了・法務博士(専門職)。1986年10月2日生まれ(28歳)。NHK教育テレビ「真剣10代しゃべり場」への出演をきっかけに憲法と出会う。司法試験合格後は、消費者庁で勤務。現在は、弁護士業務の他、「ロースクール・ポラリス」や「BEXA」という教育機関で、インターネットを中心に法学教育を行っている傍ら、集団的自衛権と憲法の関係について弁護士ドットコムにインタビューが掲載されるなど、活動の場を広げている。

ブログ「憲法の流儀」(http://ameblo.jp/lawschool-life/
Twitter@itotakeru

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