「困っている人を救うために。」上場を果たした弁護士が語る”資格勉強法と集中力の高め方”とは

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資格スクエアマガジンでは、「仕事×士業」というテーマで、新しい働き方をする士業の方に注目しインタビューを行っております。

今日は、2014年12月東証マザーズに上場を果たした「弁護士ドットコム(http://corporate.bengo4.com/)」の創業者である弁護士の元榮(もとえ)太一郎先生をお迎えしました。

弁護士初の東証マザーズ上場を成し遂げた元榮太一郎先生。法律相談ポータルサイトとして国内オンリーワンのサービスを展開し、いまや月間サイト訪問者数700万人、4.5人に1人の弁護士が利用するサイトへと成長を果たされています。

あらゆる困難を乗り越える情熱はすべて「困っている人を救うために」が原点。

そんな情熱的な元榮太一郎先生に資格勉強と集中力の高め方について伺いました。

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「なぜその資格を目指すのか」という理由

—資格勉強に必要なことについて教えてください。

勉強は、純粋な根性論だけでは達成できないと思っています。

僕自身が大事にしたいことは、なぜその資格を目指すのかという理由と気持ちです。

目標を達成したい気持ちを強め、高める。

達成しなくてもよい目標と、どうしても達成したいと思える目標では目標達成意欲が全く異なります。

そして、日々のなかで資格勉強の優先順位を常に高く持ち続ける必要があります。

発生するタスクやあらゆる出来事などのなかで優先順位は変わりますので、維持し続けるのは簡単ではありません。

そのためにも、本当に司法試験を突破したいと思うのであれば、どうして司法試験に受かりたいのかを自問自答し、自分ととことん向き合うことが必要です。自分自身が司法試験を受ける意味ともいえます。

親や誰かに言われた目標ではなく、自分で選択する理由が必要です。

他人に言われた目標であれば辛いことがあると、逃げたり止めたりしてしまいます。

理由を強固にすることで、達成意欲を高めるんですね。。

生産性を高め絶対的な時間を増やす

—勉強するためのコツを教えてください。

生産性を高め、絶対的な時間を増やすことです。

人にもよりますが、僕は短期集中型が好きですね。

まず他のことはやらないようにします。

1回で合格するために、その目標のために全てを注ぎ込むというような短期集中が得意でした。

プロ野球のイチロー選手は毎日同じ生活を送っているそうです。

打席に立つことに全神経を集中している。

それ以外のことはルーティン化しています。

例えば毎日同じ食事をし、打席に立つときも同じ振る舞いをする。

朝起きてから就寝するまで、打席に立つこと以外はできるだけ余計なことをしない。

それは勉強にも通じるのではないでしょうか。

自分の達成したい目標に対して関連しないことはやらない。

それぐらい全神経を集中したら良いと思います。

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集中力を途切れさせないしかけを作る

集中しようと思っても上手くできないときがあります。なにかコツはありますか。

あくまで個人的なケースですが、僕は音楽を聴きながら勉強をしていました。

ずっと同じ曲を繰り返して聞くんです。

雑音をシャットアウトし、同じ曲をループさせることで、できるだけ集中力が一定になるようにしていました。

そもそもですが、本当に目指したい目標ならば集中力はある程度高いレベルで維持できるはずですので、まずは漫然とやらないということですね。

自分で約束した時間は徹底的に集中する。

たとえば「今日は30分だけ集中する」と自分に約束し、自分との約束が果たせたら自信にもなります。

自分への約束を果たし自信をつけていく。

自分に対する信頼が生まれていきます。

その積み重ねです。

交通事故の経験が弁護士を目指す原体験

弁護士を目指したきっかけはありますか。

 僕は高校3年の進路選択のときに漠然と法学部を目指しました。

法学部を目指したきっかけは、あるテレビドラマに弁護士が登場していて、かっこよいと思ったからというシンプルなものです。

幸い、法学部には入学できましたが、あのときの想いのまま司法試験目指していたら、挫折したり、合格も遅かったかもしれませんね。

その後、大学2年生のとき、買ったばかりの中古自動車で交通事故を起こしてしまいまして。

任意保険に加入するか否かを迷っていた矢先の事故でしたので、相当のショックを受けただけでなく、被害者側には保険会社のプロの示談交渉人が付いたので、20歳そこらの僕は徹底的にやり込められました。

途方に暮れていた僕を見かねた母親が、「一度弁護士に相談してみなさい」と教えてくれたので、藁をもつかむ思いで相談したところ、「あなたが悪いのは確かだが、相手さんも前方不注意があるのだから、過失割合は7:3だと言ってみなさい」とアドバイスをくれたのです。

それをそのまま先方に伝えたところ、あっさり7:3になり、穏便に解決したのです。

その時、困っている人を助けてくれる弁護士さんって凄いんだなと感動するとともに、「弁護士になりたい」と確信しました。

だからこそ、司法試験の優先順位は常に最上位に置くことができた。

自分と向き合うことができた。

絶対に実現したいとものがあれば、人は勝手に頑張る。

目標達成意欲を最上位にすることができると考えています。

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弁護士はチャンスあふれる世界。

資格取得に向けて勉強している人たち、士業の仕事に関わる人たちへの応援メッセージをお願いします。

昨今は弁護士業界も競争意識が芽生えてきたと言われています。

これまでの横並び型の弁護士スタイルは変化し、創意工夫で新しい弁護士サービスを作ることも選択肢として考えるような時代になってきました。

これはチャンスがあふれる時代になったともいえるでしょう。

ぜひとも頑張って合格して僕らと同じ仲間として、弁護士業界を活性化するとともに、弁護士を徹底的に身近にしていきましょう。

期待しています。

 

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