女性が行政書士を目指すメリット3つ

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政府主導のもとで女性活躍の推進が叫ばれる一方、待機児童の問題、共働きをしながらの子育てなど育児をしながら働く女性にとってその両立は、依然として楽なことではありません。

しかしながらそんな中でも、育児の合間に勉強をし、今後のキャリアアップを実現したい!復帰前に資格をとりたい!と時間を作り、コツコツと資格取得を目指す女性は少なくありません。女性に人気な資格は多数ありますが、今回は士業の中から行政書士をピックアップ。きめ細やかな気配りや男性にはない感性を武器に、女性行政書士の活躍の範囲は今も広がりを見せています。それでは女性がこの資格を目指すメリットを3つご紹介します。

1.法律系資格の中では比較的取得が容易

択一式中心の試験の結果のみで資格が取れる為、論述式、口述式などの2次試験があることの多い士業資格の中では比較的容易に取得できるといわれています。また、婚姻や相続、賃貸契約や売買契約などの範囲は普段の生活にも活かせる知識で、途中で飽きずに興味を持って勉強することができます。

2.自宅開業が出来る

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行政書士登録を行なうと自宅を拠点として開業・勤務が出来ます。自分次第ではキャリアも子育ても両立できる可能性を大いに持っているということです。結婚から妊娠・出産を経て、子育て期間を上手に活用して資格を取得し、子育てと両立しながら自宅開業を実現することが可能です。

3.女性ならではの感覚を活かせる

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過去に離婚経験がある場合、自らの実体験を基に離婚手続きの分野、たとえば『離婚協議書』や『離婚公正証書』などの作成を得意分野の1つとして活躍されている行政書士の先生もおられます。また、結婚前の取り決めとして『婚姻契約書』といった書類の作成をはじめ、「家庭内の問題について依頼をしたい」という女性の依頼者は、同じ女性の行政書士を望む例も多いようです。“女性だからこそ”の心からの共感や安心感が今、求められています。

裁判に関わる業務を行うことはできませんが、裁判は費用や時間だけでなく精神的負担もかかるものですから、それを未然に回避したいという依頼者にとっても行政書士は心強い味方となります。

人と直接関わる場面が多いことからも、面と向かって仕事をしたい、人と話すことが苦にならない、むしろ楽しい!と思える女性には向いていると言えます。

以上、女性が行政書士を目指すメリット3つでした。子育てと仕事を両立しながら資格取得を目指したい!と考えている方の参考になれば幸いです。

なお、昨年度の行政書士試験の女性受験者は30代が最も多く続いて40代、20代と続きます。全体の受験者数48,869名のうち女性受験者数は12,534名 で、うち女性合格者数は825名の6,58%となっています。合格者全体に占める女性の割合は20.4%で依然として男性合格者の方が多い状況が続いていますが、逆の視点から見れば希少性があるということ。これを逆手にとって女性であることを活かし、得意分野で攻めていくことも可能です。

注意したいのは、実務を行っていく上でコンサルティングの能力、人間力やマーケティングのスキルそして人脈など、専門的知識以外の能力や頑張りで成功するか否かは大きく左右されることは事実です。けれども、多様性があり変動が激しい時代だからこそ、女性独自の視点やアイデアをうまく取り入れることで女性行政書士が活躍できるフィールドはまだまだ開拓の余地があると考えられます。

 

【関連ページ】

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【参考】
最近3年間における行政書士試験の受験者・合格者の属性‐一般財団法人行政書士試験研究センター
【画像】
Photo by: Muffet

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