岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

法律実務基礎科目/刑事実務基礎の攻略法~予備試験・論文式試験対策~

e31e3a4d1e1bddbbe0695009bc78f785_s前回、民事実務基礎についてお話しさせていただきましたが、今回は、刑事実務基礎についてお話ししていきたいと思います。

刑事実務基礎は、刑法と刑事訴訟法ができれば乗り越えられます。
事実認定を中心として出題されるため、事実認定の教材を読み込むのがいいのかもしれませんが、それを読んだところで、答案に反映できている人はほとんどいないです。

また、例えば、勾留では、対象、態様、客観的可能性、主観的可能性に分けて検討して行くことになりますが、それを知っている予備試験受験生は皆無に近いと思います。
私は、この修習に入ってから知りました。

刑事実務基礎はどこで差がつくのか?

何で、差がついて行くのかというと、それは事実を適切に評価できるかです。

例えば、刃渡り15cmの刃物で、心臓をめがけて突き刺そうとしたが、実際には腕に当たってしまったとします。
この時、殺意は認定できるでしょうか。

多くの人は直感的に殺意あるだろうと思うでしょう。
では、それをしっかり説明できますか。
よく、評価を抜かして、事実を引いて、結論みたいな人がいます。
それでは、点数がつかないです。

上記の例で言えば、刃渡り15cmがどういう意味を持つのか、心臓というのが身体にとってどのような意味を持つのかなどそれらを自分なりの言葉を使って評価することが大切です。
多少、言葉の使い方がおかしかったり、表現がおかしかったりしても、評価できていない答案よりは、いいですし、そういう姿勢を示せているだけで、点数を拾うことができると思います。

また、刑事実務基礎では、犯人性が出ます。
これについては、直接証拠を検討して(多くの場合ないですが)、その後、間接事実を検討する、そして、被疑者以外のものの供述を検討して、最後に被疑者の供述を検討するといった順番さえ守れていればどうにかなります。

順番がおかしくても、しっかり事実をピックアップして、事実を評価することができていたら点数を拾えるかもしれません。
大切なのは、重要な事実をしっかり見抜いて、それを評価して結論を出すということです。

そもそも「評価する」とは?

「評価する、評価する」と言っていますが、評価という言葉の意味がわかりづらければ、事実の意味を考えると捉えてください。

ある事実がどういう意味を持っているのか、どういうことを示しているのかということです。
事実をピックアップして、事実が何を示しているのかを推理していくともいえるでしょう。

また、評価するということが苦手な方は、比較をして行くといいかもしれません。

先ほどの例で言えば、刃渡り15cmと刃渡り3cmのナイフではどう違うでしょうか。
また、心臓と、肩を狙うのでは、何が違うでしょうか。

このように、比べることで、見えてくる事実の意味が違うと思います。
もちろん、答案に示し必要はないですが、比較というツールを持っていることで、思考を助けてくれるはずです。

正直に申し上げて、刑事実務基礎も、レベルが高い試験ではありません。
当たり前のことを当たり前にやっているとAが来ちゃったりします。

ただ、注意しなきゃいけないのは、時間です。
書こうと思ったら、どんだけでも書けちゃうからこそ、しっかり勝負どころ、何が大切なのか、出題者が書いて欲しいことはなんなのかを見抜いて書いて行くことが大切になってきます。

法曹倫理は対策不要

最後に、法曹倫理については、その場で条文を読んで、使えそうな条文を選んで、でっち上げでもいいので、趣旨から書いて規範を出す、そこからさらっと当てはめてさえいれば、オッケーだと思います。
絶対に書かなきゃいけない、落としてはいけないところですが、書いたところで、あまり差がつくポイントではないです。
だったら、さらっと書いて、他のところで勝負してください。
つまり、法曹倫理は、対策不要です。

 

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