岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

刑事訴訟法の勉強法~捜査と公判~

刑事訴訟法の勉強法今回は、刑事訴訟法の勉強方法についてお話ししたいと思います。

刑事訴訟法は大きく分けて、2つ、捜査と公判に分かれます。そして、勉強の中心は何と言ってもそう「伝聞」になります。伝聞については、後述するとして、まずは捜査法について行きたいと思います。

捜査法の勉強法

捜査で肝心なのは、いかに淡々と処理をできるかです。刑法と同じです。

学問的には面白いところが多々あるのですが、司法試験、予備試験に合格するという目的から考えると、遠回りになることが多いです。

別件逮捕のところでは、本件基準説や、別件基準説、実体喪失説があります。
実体喪失説については、本件寄りだったり、別件寄りだったりとさらに枝分かれをしており、いろいろな学説があって、戸惑うでしょう。

どの学説でも書けるというのがベストなのもしれませんが、試験では、1つわかっていれば十分だと思います。
司法試験での出題の仕方を見ても、書きやすい学説というのはあるものの、どの学説からも処理ができるような問題でした。
つまり、試験では、1つの学説からきちんと結論が導き出せさすれば、それで必要十分なわけです。

また、出題趣旨、採点実感を見ても学生に学説を要求しているようには思われません
むしろ、自分が取る説から、適切な当てはめをして結論を導くということを求めているように感じ取れます。

したがって、勉強方法としては、学説を追いかけるのではなく、規範→当てはめという流れで、しっかり処理をするということに重点を置いた方がいいです。
例えば、強制処分に書くときも、理由づけをしなくても、いきなり規範を出して当てはめで大丈夫です。当てはめをできるかを見られています。ここがおざなりになっていると、点数は伸びづらいです。

すなわち、捜査では、ポイントとなるのは当てはめということです。
言葉が拙くてもいいので、事実を評価するという姿勢を見せてください。当該事実がどういう意味を持っているのかを考えたり、比較をしたりして考えるといいと思います。

公判の勉強法

捜査法については、このぐらいにして、公判に行きたいと思います。

公判の方で大切なところは、伝聞です。それ以外については、捜査法の方と勉強法は変わらないです。

では、伝聞はどうやって勉強するのかというと、司法試験の過去問をやるのが一番。です。それで十分だと思います。
本件で問題となっているのは、犯人性なのか、構成要件該当性なのか、構成要件該当性ならそのうちのどの部分が争いになっているのかを見つける。これが要証事実の設定になります。
そこから、要証事実との関係から、当該証拠の内容の真実性が問題となるのかを判断するわけです。

例えば、犯人性が問題となっている事例で、Wの「AがVを刺すところを見た」との供述があったとします。このWの証言内容(=AがVを刺したという事実)が真実でなければ、Aが犯人だとは言えないですよね。このような思考を働かせるわけです。
当該供述が嘘であったとしても、要証事実を推認できるかを考えるわけです。

また、伝聞か再伝聞かで迷う人は、図を書くといいかもしれません
Wの「Aが「私がVを刺した」という検面調書があったとします。そうすると、検面調書←検察官←W←Aという過程を経ているということになります。このような図を書いていくと、わかりやすいと思います。

まとめ

刑事系科目は、一旦できるようになったら、楽な科目です。
試験直前に定義を見直す必要はあるかもしれませんが、処理していくだけの科目です。
また、当てはめが大切と言ってもできない受験生が大半です。論点が拾えているだけでそれなりの評価になってしまうと思います。
当てはめについては、修習でやるので出来なくても安心してください。

===========================

資格スクエア・予備試験講座説明会

私・岡嶋も説明会に登壇します! 

  • 論文の書き方
  • 勉強スケジュール
  • 教材の選び方

など、皆様が気になる情報をお伝え致します。

説明会後には、個別のご相談にお受けしておりますのでぜひお越しくださいませ。
参加はもちろん無料です! お申し込みはこちら

===========================
URL :
TRACKBACK URL :
Return Top