岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

司法試験基本書−刑事訴訟法のオススメ−

さて、寒さが厳しくなってきた今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私は、若干風邪気味です。

司法試験基本書『判例講座 刑事訴訟法(捜査・証拠篇)』

さて、今回ご紹介したい基本書は、『判例講座 刑事訴訟法(捜査・証拠篇)』です。

私は、東京大学の川出敏裕先生が書かれた基本書ということで、発売日初日に書いました。
新宿の紀伊国屋に行って購入しました。

発売日が、2016年3月14日ということで、司法試験の2ヶ月前ということで新しい基本書に手を出すのに、若干ためらいましたが、川出先生の基本書ということで、買って損はないだろうと思って、購入したのを覚えています。

『判例講座 刑事訴訟法(捜査・証拠篇)』はとにかくわかりやすい

結果は、大正解でした。

今まで、刑事訴訟法は、これだという一冊が固まらず、いくつかの基本書や判例百選をつまみ食いするという感じだったのですが、本書を購入してからは、本書をベースとして、規範だったり、理由づけだったりを組み立てるようにしました。

まず、何がいいかというと、非常にわかりやすいです。
基本書独特の堅苦しさというのがないと思います。
かなりスラスラ読めてしまうはずです。

私は、司法試験前だったこともありますが、確か1日、2日で読み終えてしまったと思います。
短期間で読もうと決意していたわけではなく、なんとなく読んでいたたら、読み終えたという感じです。
それだけ、読みやすいです。

刑事訴訟法の判例を理解させてくれる基本書

 構成としては、論点についての解説、判例解説という感じです。

タイトルに『判例講座』とあるように、判例についての理解を深めていくというスタイルになっています。

刑事訴訟法は、学説がたくさんあります。
例えば、別件逮捕に関しての論点も、本件基準説、別件基準説、本件基準説よりの実態喪失説、別件基準説よりの実態喪失説などなど、たくさんあります。

しかし、予備試験、司法試験で基本的に問われているのは、判例についての理解です。
もちろん学説について書くこともありますが、基本となるのは判例です。
学説をいくつ知っているのかが問われるわけではないです。

もっとも、基本書で、判例について抑えていくというのが難しいです。
特に刑事訴訟法はそうだと思います。
そんな中で、本書は、もちろん学説について言及することもありますが、判例について解説してくれています。
判例がどう考えているのか、判例はどういったことを考慮してこのような判決になったのか、事案におけるポイントはどこにあるのかなどをわかりやすく、明瞭に説明してくれています。

司法試験答案にそのまま使える表現が多い

また、答案にそのまま使える表現がたくさん散りばめられています

規範もそうですし、理由づけでも、本書に書いてある文言をそのまま使うことができます。
私は、本書をベースにした論証をしていました。
しかも、結構短い言葉でまとめることができると思います。

私は、本書があまりにも使いやすく、また好きだったので、本書に書き込みをして論証集のような形にしていたぐらいです。
もちろん、司法試験の時は、試験の休み時間に本書を開いて確認をしていました。

『判例講座 刑事訴訟法(捜査・証拠篇)をオススメしたい人

 そして、本書をオススメしたいのが、刑事訴訟法の勉強を始めて、すでに1周基礎講座を聞いたことがある人や刑事訴訟法の勉強に悩んでいる人です。
「これってこういうことなんだ」とか、「こう理解すればいいんだ」ということが多々あると思います。
もちろん、初学者の方が1冊目使う基本書とすることもできると思います。

 ただ、本書は、タイトルに(捜査・証拠篇)とありますように、捜査と証拠についてしか書かれていません。
そのため、公判については他の基本書で補うことになると思います。
公判篇の出版が待たれるところですね。
公判の部分がなかったとしても、非常に利用価値の高い基本書だと思います。

非常に、というかかなりオススメです。

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