岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

会社法のオススメ演習書『事例で考える会社法』

今回はオススメの書籍についてお話します。

『事例で考える会社法』

オススメの一冊は、『事例で考える会社法』です。

司法試験、予備試験受験生の多くの方がご存知の演習書だと思います。
難易度が高すぎるから手を出さないほうがいいと言われることがありますが、そうではないかなというのが私の率直な感想です。

問題のレベルも解説のレベルも、双方とも高いものですが、決して理解できないものではないです。
むしろ、私は本書を使うようになってから、会社法のレベルが一段階上がった気がします。
私としては、演習書の中で、本書がベストなのではないかなと思っています

『事例で考える会社法』の概要

本書は、『法学教室』で連載されていた「事例で考える会社法」を単行本としたものです。
法学教室の連載時から、大変好評だったようです。
全部で25問あるのですが、どの問題もいい問題が多いです。
最初の5問ほどは、解答例も掲載されています。

冒頭でもお話ししたように、問題のレベルは高度です。
決して優しい問題ではないです。

もっとも、論点に気がつくことはできると思います。
問題文は長いのですが、意味がわからないと言ったものではなく、小問1では基本事項について、小問2、小問3が応用問題、発展問題に続くという感じになっています。

会社法の論点の奥深さに気づかせてくれる演習書

基本問題は、そうでもないのですが、応用発展はなかなかしんどいものがあります。
1週目は、しっかりと解き切ることができませんでした。

しかし、解説を読むと、「なるほどー」っとなります。
「こんな風に考えるのか」とはっとさせられることや、判例、通説通りに考えていくと生じる不都合さなどに気がつかされます

私は、この論点の奥深さや、はっとさせられる事に喜びを感じ、本書が好きになりました。
特に好きだったのは、財産引受けのところです。
私は、勉強を始めた当初から、財産引受けは、会社法28条2号でダメってされているのに、設立中の会社とかって書く必要あるの?って思っていました。
それが、まさしく記載されているんですね。

設立中の会社に触れることなく、この財産引受けについて、解説がなされています。
また、設立中の会社に触れずに書かれた答案がつけられています。
紙面と時間に余裕があれば、論点落としは怖いので設立中の会社についても触れていましたが、基本的には、条文で処理するようにしていました。

解説は論証にも使える

また、解説は、決して短いものではないですが、読みやすいです。
特に基本事項について厚く書かれているので、基本事項をおさらいすることもできると思います。
なんでこれがこうなるのかや条文の趣旨を丁寧に書いてくださっているので、より理解できるようになると思います。

ちなみに、私は、会社法の論証を本書ベースにしていました。
結構、というかかなり論証として落とし込める記載が多いです。
趣旨も書いてありますし、規範もバッチリ書かれていますからね。

解説は、注釈が多いのですが、ここも読んだ方がいいと思います。
理解の助けになること、ポイントが書かれていることが多いです。
注釈を読むのがきついという場合は、1週目は、本文だけを読んで、2週目に注釈も読むというのでもいいかもしれません。

 会社法を学んだことがある方にオススメの演習書

本書は、初学者の方が、1冊目の演習書にやるものとしては、向いていないです。
流石に、初学者の方にはレベルが高いです。

もっとも、会社法の勉強をある程度してきている方には、大変オススメです。
会社法の理解、考え方を根底から、支えてくれることになると思います。

司法試験では、本書に書かれている論点についての理解が問われることが多々あります。
決して、簡単な演習書ではないですが、会社法をある程度勉強してきている方であれば、十二分に吸収できると思います。
手を出しても問題ないです。

かなりというか、会社法では1番のオススメの演習書です。

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