岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

刑法オススメ演習書『ロースクール演習 刑法』

今回ご紹介させて頂きたい書籍は、刑法演習書『ロースクール演習 刑法』です。
予備試験、司法試験共に、刑法はAだったのですが、私の基礎を作ってくれたのは、この書籍だと思います。
トータルで5週ほどやりました。

『基本刑法』の演習書バージョン

本書は、大塚裕史先生が書かれた刑法の演習書です。
大塚先生といえば、『基本刑法』が有名ですが、本書と『基本刑法』の相性は抜群です。
言うなれば、『基本刑法』の演習書バージョンとも言えるかもしれません。

本書は、前半と後半に別れており、前半は基本問題が中心となっています。
他方、後半は、応用問題です。
そのため、本書1冊で、基本から応用まで身に付けることができると思います。

また問題数も多く、論点の網羅性にもかけるところはないと思います。
また、事例問題は、判例をベースに作られています。
もちろん、その判例を少しづらしてくる事もあります。
そのため、判例を抑える事もできるようになるでしょう。

『ロースクール演習 刑法』の構成

解説は、非常にわかりやすいです。
一読でわかるような内容となっています。

そして、基本的には、判例通説に沿って解説がなされています。
多少、学説についての解説が多いところがありますが、その辺は、自身のレベルに合わせて濃淡をつけて読んでいただければと思います。

それよりも、当該事例問題をどう処理するのかについての解説が中心です。
当てはめ部分についても、厚く解説されています。
刑法というと、結果無価値、行為無価値というところが悩ましいところですが、本書は、結果無価値だったらこういう風になる、行為無価値であればこういう風になると示されています。

また、解説の最後には、答案の書き方、ポイントについても示されています
そのため、解説を読んだだけでも、答案をイメージしやすいと思います。
受験生がよく間違いがちなポイントについても記されているので、参考になるはずです。

刑法初学者・苦手な方にオススメの演習書

刑法の演習書というと『刑法事例演習教材』が非常に有名ですが(こちらについても記事を近々書こうと思います)、こちらの方は、解説部分が薄いです。
刑法の勉強をある程度してきている方にとっては、解説が薄くても問題がないのですが、刑法を苦手としている方、勉強を始めたばかりの方にとっては、なかなか難しいと思います。

他方、本書の方は、非常に厚く解説がなされているので、初学者の方、刑法の勉強を苦手としている方にオススメです。
基本的なことから説明がなされているので、使いやすいと思います。
もっとも、刑法を得意としている方には、物足りないかもしれません。

刑法演習書は1冊あれば十分

刑法の演習書は、非常にたくさん出版されており、非常に迷うと思います。
しかし、どれか1冊だけやっておけばいいと思います。
何冊もやろうとすると、バランスを崩すことになります。

私はトータルで、5冊ほどやったのですが、やって意味のないということはないですが、やりすぎたなと思っています。
その分別の勉強に時間を裂けばよかったと後悔しています。
刑法の勉強自体は非常に面白いと思いますが、ほどほどにしていただきたいと思います。

ただ、やりまくると、パターン化できて、簡単に処理できるようになります。
私は、司法試験の時、答案構成が10分程で終わりました。
不安で結局はさらに15分粘ったのですが、結局構成は変わることがなかったです。

確かに、演習書を5冊もやればできるようにはなります。
しかし、司法試験に合格するためには、不要です。
刑法は、旧司法試験と演習書1冊で十分だと思います。

そして、その1冊に本書はオススメできます。
5冊演習書をやりましたが、最終的にやりこんだのは本書です。
何度も同じ解説を読みましたが、非常に勉強になりました。

刑法を苦手としている方に非常にオススメの1冊なので、是非購入してみてください。

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