岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

司法試験の勉強=実務の基本知識

司法試験の勉強は実務につながる?

私は、司法試験、予備試験の勉強をしているとき、今の勉強が実務にどう役に立つのかがイメージできておりませんでした。

数学の勉強と一緒です。
交点の求め方や平方根、ベクトルが何の役に立つのか、と思うのと一緒です。
日常生活で使ったことないですから。
「よし今日は、この交差点の交点を求めよう!」なんて思わないですよね。

しかし、司法試験の勉強というのは、実務に直結します。
今後の仕事につながるわけです。

基本六法は実務の基礎

お金の貸し借りのトラブルであれば、消費貸借が適用されますし、人が亡くなった場合は、相続になります。

受験生の中には、こういったことが関係するのは、街弁だけだと思っているかもしれません。
また、日常業務で、基本6法が絡む案件は少ないと思っている人もいるでしょう。

私もそう思っていた節がありますが、働き始めてそれは間違いであったと気づきました。

もちろん、見たこともない法律を扱う事もあります。
下請法であったり、銀行法であったりと聞いたこともないような法律にあたることもあります。
しかし、それが多いかというとそうでもないです。
普通に、民法や商法使います。会社法も使います。

多くの法律のベースには民法がある

例えば、デビットカードでの取引をしたとき、この法律構成はどうなるでしょうか。

詳しいことは、お調べいただきたいのですが、これは、民法で処理される話です。
しかも、平成8年のご振込みの判例もかかわってきます。

一見、電子なんちゃら法がかかわってきそうなところですが、発想としては、民法です。
電子マネーも、民法の発想は非常に大切です。

こういった分野というのは、法律があってそこにスキームが登場したというものではなく、時代に沿って生じてきたものです。
そのため、法律がないんです。
だから、既存の法律を使って考えていかなければなりません

そして、その時に基本となるのは民法です。
商法がかかわってくることもありますが、商法も民法の規定をベースに、それを商人間ではどうしましょうか、という考え方です。

下請法の規定も商法がベースとして作られていることがあります。
じゃあこの商法のベースは何かというと、お話しした通り、それは民法です。

何を言いたいのかというと、今やっている勉強というのは、これから実務でやるうえで、基礎となるところを学んでいるわけです。

とにかく基本的な知識が重要

判例についても同様です。
判例があるから終わりという事はないです。

判例をベースにいろいろ考えていくわけです。
先ほど挙げた平成8年のご振込みの事案も、デビットカードの法的構成に深くかかわってきます。

また、訴訟においても、受験の知識というのは大切です。
企業同士の訴訟であっても、民法や商法をよく使います。
物を売ったけど、代金を払ってくれないといった事件はよくあります。

それに対して、相手方が瑕疵があったんだと主張して来たり、時効を述べたりという事もあります。
さらに、訴状や答弁書を書く際も、要件事実を踏まえたうえで書かなければなりません。
これも、基本的な知識が必要となります。

基本知識は頭の中に!

仕事をする時は、手元に基本書なり実務書、コンメンタールがあります。
それらを見ながら検討したり、主張書面を書いたりしています。
しかし、やはり基本的な知識が頭の中に入っていないとかなり困ります

クライアントや裁判所等と話すとき、パートナーと議論するときは、手元に書籍等はない状態です。
後で答えることもできますが、毎回毎回後でという事は出来ないです。

特に、相手が法曹であれば、司法試験の知識ぐらい知っていて当然だろうという態度で来るので、答えられない、議論ができないというのはまずいです。
また、お客さんも、事前に調べてくることもあるので、答えないと、それ知らないの?という事になってしまうかもしれません。

 

今の勉強というのは、将来絶対に役立つことなので、頑張ってください。

 

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