岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

「ヤマを張る」ということ

「ヤマを張る」というとどういうイメージを持っていますでしょうか。

なかには、「卑怯」とか、「ヤマが当たったのは運がいいだけ、実力ではない」と言った意見もあるでしょう。

はたまた、「技術だ」という人もいるでしょう。
資格スクエアの代表が、『頭のよさとは「ヤマを張る技術」のことである』と言っていますしね。

今回、『頭のよさとは「ヤマを張る技術」のことである』についてご紹介したいわけではなく、司法試験、予備試験において、どうやってヤマを張るべきか、ということについて、お伝えしたいと思います。

「ヤマを張る」ことは必須

まず、「ヤマを張る」ということは、決して悪いことではありません。
むしろ、ヤマを張ってそれで合格できるならそれでいいと思います。

論点について穴ができてしまうでしょうが、それは、修習中や弁護士になってから埋めればいいだけです。
それよりも、早く合格する方が大切です。

また、試験直前に、全範囲を網羅的にやるというのは非効率です。
特に、試験と試験の間の休み時間に、まとめノートや論証集を見直すとなったら、全部は見られないわけですから、いかに出そうなところを見るかになります。

そうなると、やはり、ヤマを張るということが大切になるわけです。
ヤマを張るとまで行かなくても、出そうな論点を考えるというイメージでもいいとも思います。

「ヤマを張る」3つの方法

では、具体的にどうやるかというと、次の3つがあるでしょう。

1. 前年の論点はほとんど出ない

まずは、前年の論点を見ましょう
その論点は、一部の例外を除いて、高確率で翌年の試験には出ないです。

問題作成者としては、昨年の出題を踏まえて、同じ論点を出せば、それは楽でしょうが、そんなことはしないと思います。
司法試験、予備試験の問題というのは、試験委員からのメッセージでもありますから、同じメッセージが来るとは考えづらいです。
それに、2年も連続で同じ論点はつまらないです。

このため、昨年出たものは除外します。
さらに、その前年、つまり、2年前に出た論点も外します。これも出る確率が低いからです。
個人的には、3年前に出た論点も出ずらいと思っています。

2. これまでに問われていない論点を見る

他方、最近出ていない論点や今まで一度も問われたことがない論点は出る確率が高いです。
特に、今まで出ていない論点で、かつ直近でその論点に関する最新判例や裁判例等放送業界で話題になったものは、かなりの確率で出ます。

注意していただきたいのは、今まで出ていない論点と言っても、超マイナーなものは外しましょう
これは、ある意味出ないのが当たり前の部分だからです。
それに、仮に出ちゃったとしても、みんなできないですから気にする必要はないです。

3. 問題作成者をチェックする

さらに、問題作成者つまり試験委員は公表されています。
(数年前にいろいろありましたが、今は従前の制度、事件が起きた時と同じ制度に戻っています。)

この、誰が試験委員になっているかはチェックしましょう。
そして、その先生の専門分野や最近の論文等は押さえておいてください。高確率で出ます。
もっとも、前年にその先生の専門分野が出た場合は確率低くなりますが。

このようにして論点を見ていくと、自然とヤマを張る部分、ヤマを張らなければいけない部分が浮き上がってくるはずです。
それを重点的にやりましょう。

必ず抑えておくべき論点

ただ、直近で出題されていても落としてはいけない論点はあります。

最たる例が電文です。
これは、毎年聞かれてもおかしくないからです。
むしろ、問われなかった方がイレギュラーだと捉えてもいいです。

また、共犯や複雑訴訟も同様です。
このあたりは、よくでます。
こういったものは、過去問を見れば、2年連続で問われているなとわかるはずです。

 

こんな風にしてうまくヤマを張っていくと、かなりの確率で当てられるでしょう。
手前味噌ですが、わたしは結構ヤマを張るの得意でした。
外して焦ったこともありますが・・・

 

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