岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

「ヤマを張る」ことのリスク

前回、「ヤマを張る」ということについてお話ししました。

ヤマを張るというのは、ある意味で、他を捨てるということにもなりかねないので、結構勇気がいります。
実際、失敗したときが怖いです。

私は失敗したことあります。
そこで、ヤマを張って失敗したときのことをお伝えしようと思います。

予備試験の失敗談

予備試験が始まってから3年間ほど、伝聞が出ていませんでした。
伝聞というと、刑事訴訟法での一番のメイン論点です。
これが一度も出ていなかったのです。

予備試験は単一論点

そのため、いつか出るなと思っていました。
そして、ついに出たわけです。これは当たり前です。

そして、予備試験というのは、問題文が短く、答案用紙も4項までしかないので、たくさん論点がでるわけではないです。
むしろ、単一論点に近い状態でした。

つまり、3年間伝聞が出ていなかったとしても、伝聞以外にも出題されていない論点が多々あったのです。

これらのことから、私は、
「他にも出していない論点が多々あるし、昨年に伝聞が出たから、今年は伝聞が出題されないだろう。むしろ、現行犯逮捕とかかな」
と考えていました。

そのため、ほぼ1年間伝聞はノータッチでした。

ヤマの張りすぎに要注意

これが痛い目を見たわけです。
まさかの伝聞です。1年ぶりの再会です。

「あっ、お久しぶりです。」って感じでした。
同時に、「やってしまった」と思いました。

しかも、その前の科目の行政法で問題文を読み間違えてしまっていましたから・・・。
そしてこれだけで終わることなく、刑事実務基礎でも伝聞が出たわけです。
1年ぶりに2回も会っちゃったのです。

ただ、不幸中の幸い、問題がさほど難しくなかったことと、前日に友人に、伝聞の処理の仕方を教えてもらっていました。
その友人からのラインを思い出して、丁寧に処理しました。

基本的なことだけをちゃんとやろうとした結果ですかね、普通にいい成績が取れました。

 司法試験で「ヤマを張る」ことのデメリット

この時、たまたま成績が良かったから、こうやってお話しできていますが、ヤマを外した時のデメリットは大きすぎるなと思っています。
こういった経験もあり、ヤマを張りすぎることはお勧めしません。
この論点についての勉強は一切しないというのはやめた方がいいですね。

特に、司法試験です。

私の場合、予備試験だったので、刑事訴訟法も択一試験がありました。
そのため、いくらヤマを張って伝聞を勉強していなかったとしても、択一レベルでの知識はしっかりとありました。
それも相まってどうにかなったのだと思います。

他方、司法試験では、択一試験における科目が憲法、民法、刑法しかありません。
そのため、司法試験でヤマを張りすぎてしまうと、その他の科目については、択一知識さえもなく、大きな穴がある状態で論文に臨むことになります。
これは、かなりリスキーですね。

ただ、救いがあるとすると、司法試験は、多論点だということです。
そのため、1つや2つぐらい論点を落としてしまったところで、どうにかなります。
その他でカバーできていればいいですからね。

そうはいっても、伝聞を一切勉強しないという思い切ったことはしない方がいいと思います。
リスクが大きすぎますからね。

全ての論点で最低ラインまでの勉強を

そこで、一応、ヤマを張って勉強しなかった論点についても、わかっているレベルにはしておいた方がいいと思います。
深く理解している必要はないですが、最低限の規範はかけて、わかっているというぐらいにはしておくと、心配がないと思います。
精神衛生的にもそれがいいです。

と言っても、司法試験でも、二回試験でも、結構無茶なヤマ張をしました。
司法試験の時であれば、訴因捨てていましたし、二回試験の時も、共犯は出ないと信じていました。
その他にも、結構張っていました。

さて、そんだけ、ヤマ張りをしていたなら、今年の司法試験の論点を予想してくれと言いたいところだと思います。
仕事に余裕ができたら、論点予想をしてみたいと考えています。

もちろん、外したからと言って、責めないでくださいね。

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