岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

法律論があってこその事実認定

前回、あてはめ、事実認定よりも、法律をしっかり勉強しましょうというお話をしました。

補足するとですね、決して、あてはめをおろそかにしていい、というわけではないです。
しっかりと事実をみて、評価するという姿勢は大切です。
この姿勢はどの科目でも持ちましょう。

法律論を軽視してはいけない

ただ、法律論のところを軽視しすぎている感があります

「法律論が間違っていても、あてはめがあっていれば、合格できるんだ」
という認識を持っている人もいるかもしれません。

これは、危険です。
確かに、法律論が多少おかしくても、あてはめ部分で挽回できてしまうことはあります。

しかし、合格者の多くは間違っていません。
間違っていたとしても、みんなが間違えている部分や、大きな減点とはならないレベルのことです。

また、法律論がおかしくなると、恐らく、充実したあてはめもできないと思われます。
問題は、一定の方向に行くように作られています。

そのため、どの論点でどの事実を使うかというのはある程度決まっているはずです。
事実をむやみやたらに使うのではなく、この論点には、この事実という形で決まっていると考えます。

複数の事実を使うことになるでしょうし、ある論点で使った事実を別の論点で使用するという事もあると思います。
つまり、むやみやたらに事実を拾って評価しただけでは点数は伸びないという事です。

事実認定だけができても点数は入らない

修習のとき、「法律論や使うべき条文があっていなければ、いくら事実認定がうまくても、いくらたくさんの事実を拾っていたとしても点数は入らない」と言われました。

司法試験、予備試験にも当てはまることだと思います。
法律があってこそですからね。

いくら事実をふんだんに使って、評価して、殺意を認定していたとしても、検討すべき罪名が、窃盗であったら意味ないですよね。
ここまで極端ではなくても、殺意については争いようがないのに、それについて熱く論じて、メイン論点の共犯性についての検討が薄かったら、点数は伸びないです。
それと一緒です。

だからこそ、法律をしっかり学んでほしいと思います。

事実認定に大きな差はない

それに、恐らく、合格者と不合格者では、そこまで事実認定の仕方に差があるものではないです。
合格答案と不合格答案を見比べてみるとわかると思います。

確かに、上位者ではうまい人がいます。
しかし、それはほんの一握りです。
むしろ、上位者であっても、あてはめが下手な人はいます。
その分、法律がしっかりしています。

法律の条文と構成を要検討

しかし、使うべき条文を適切に使えていなかったり、よくわからない構成、裁判所が到底認めないであろうような構成を取ってしまうと、合格は厳しいです。
書き始める前には、本当にこの条文でいいのか、この構成でいいのかという事を何度も何度も検討して下さい。
それで、もうこれしかないとなってから書き始めるといいと思います。

司法試験・予備試験は加点方式

もし決められない場合は、全部書いちゃってください

時間と紙面の問題がありますが、そこは字の大きさや書き方等でどうにかして、書いちゃいましょう。
というのも、司法試験も予備試験も加点方式です。基本的には減点がないです。

ということは、変な構成で書いてあったとしても、意味を持たないだけで、減点対象ではないです。
いわゆる、無益的記載事項というやつです。

他方で、書いてあれば、点数が入ります。
だからこそ、迷ってしまったら書くということが大切なのです。

したがって、書くスピードが遅い人は不利になります。
書くスピードの速さで合否が決まるわけではないですが、書く分量が多い人ほど、点数を拾える可能性が高いわけですから、そうなります。

早ければいいというわけでもないですし、書くのが遅くても合格できますが。
私も早い方ではなかったですしね。

ただ、こういうこともあるということです。

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