岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

司法試験・予備試験も実務も判例が基本

司法試験も予備試験も、基本的なことさえできていれば合格できる試験です。

みんなが書くであろうことを書いていけばいいのです。
そのため、思いつきで書いたり、閃いたりしちゃいけないと言われます。

司法試験・予備試験は実務家登用試験

そもそも、司法試験、予備試験ともに実務家登用試験です。

ただ、実務家登用試験と言っても、弁護士や検察官を育成するためというより、裁判官育成の方が重点が置かれています。
(この点については、後日お話ししたいと思います。)

実務家は判例に逆らわない

そして、裁判官がどういうスタンスでいるかというと、最高裁判所の判決、つまり、判例には逆らわないのが基本です。
判例があれば、それに従って判決が下されます。

著名な学者がいくら声を大にして叫んだとしても、判例と反している限り、それが採用されることは、ほぼないです。
仮に採用されたとしても、高裁でひっくり返される可能性が高いです。

余談ですが、司法修習中に刑事裁判官から、
「行為無価値とか、結果無価値とか気にしたことない。判例がどう考えているか。」
と言われたことがあります。

実際に事件を裁いている裁判官がそういうという事は、やはり、判例が大切という事です。
だから、弁護士も検察官も、判例がどうなっているかを考えて、判決を予測したり、自分にとって有利な事実は何かを考えて主張したりするわけです。

判例をベースに当たり前を示す

このような実務であるという事は、実務家登用試験である司法試験もこれらを踏まえて、問題を解いていかなければなりません。
すなわち、判例をベースとして考えることになります。

判例知識というと、みんな知っている、当たり前でしょと思われるでしょう。
そうです。この当たり前を示すことが大切です。

刑事系を例にするとわかりやすいかもしれません。

例えば、因果関係の問題であれば、危険の現実化を使って書くことになると思います。
「行為に含まれる危険性が結果へと現実化したか」という規範があり、問題文の事実を拾って検討していくわけです。

おそらく、これができれば、合格レベルに行きます
これだけでいいんです。

司法試験も予備試験もレベルはこんなもんです。
書けるのであれば、直接型なのか、間接型なのか等を検討するといいですが、仮にそこまでできていなくてもいいです。
合否というレベルでは関係がない話です。

論点を拾えて、それなりに事実を拾えて結論が出せて、それで全科目揃えられていれば、間違いなく合格できます。
全科目揃えた時点で、合格ギリギリというのはなくなると思います。
下手をすると、総合順位で上位に食い込むことにもなるかもしれません。

司法試験・予備試験では基本的なことを淡々と

という事は、やはり、大きなことを試験で書こうとしてはいけないのです。
基本的なことを淡々と書いていくだけでいいです。
面白くない答案ともいえるかもしれません。

大学教授は、「アッと思わせるような答案を書け」というかもしれませんが、不要です。
そうなると、明後日の方向に行きかねないので、それよりも、面白くない答案を書きましょう。
そちらの方が安全です。

もちろん、見たことも、考えたこともないような問題、論点が出るでしょう。
その時は、基本的な知識、判例をもとにして考えましょう。

閃きで書くのではなく、こういった判例があって、その判例がこういう考えでこう結論を出している。
それを前提として考えると、こうなるな、と考えるのです。
その際、判例と問題の違い、類似点を意識するといいでしょう。

このように考えていくと、一定の方向に行けると思います。

そして、と書く際には、1歩踏み込んで、2歩下がるぐらいの意識がいいです。
2歩も3歩も深く追わなくていいです。
ちょろっと書いておけばそれで十分です。

それ以外にも基本的な問題、論点があるはずなので、そちらで頑張りましょう。

 

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