岡嶋友也の予備試験・司法試験挑戦者応援ブログ

犯人性の解き方3−直接証拠の検討

ワールドカップが始まりましたね、寝不足の日が続いています。
ワールドカップになると思いだすのが、2010年の南アフリカワールドカップです。

私は、当時、大学生だったのですが、よく覚えています。
特に思い出深いのが、日本対デンマーク戦です。

あの日、立川で飲んでいたのですが、気づいたら、堀之内の方にいたんですね。
モノレールに乗った記憶がないのですが、大学の方にいたわけです。
しかも、道路で寝ていました。
友人に連れられて、友人宅に行ったのですが、自分の家のベッドのように寝ていたそうです。

ここからははっきりと覚えていますが、起きたら、本田選手がフリーキックの準備をしていました。
そして、ゴールを決めるシーンはちゃんと見ました。
こんな思い出があるので、思い出すんですね。
あと、確か、堀之内駅の近くにいた知らない大学生とハイタッチした気がします。
渋谷ほどは盛り上がれなかったですね。

さて、思い出話はこの程度にして、今回は、直接証拠についてですね。

直接証拠とは

まず、直接証拠がどんなものをいうのかというと、その証拠の信用性が認められれば、推認過程を経ることなく、直接、要証事実を認めることができる証拠のことを言います。

犯人性についてであれば、防犯カメラであったり、目撃者の証言であったりです。
犯行を行った瞬間の映像があったとすると、この防犯カメラ映像の信用性が認められれば、その人物が犯人であるということができます。
これが直接証拠です。
直接証拠があれば、コナン君や右京さんはいらないですね!

直接証拠と認められるもの

この直接証拠で気を付けなければならないことは、まず、当該証拠が直接証拠と認められるか否かです。

「犯行の瞬間をみた」という証言があると、直接証拠だと飛びつきたくなるところですが、そうとは限りません。
というのも、当該供述が、直接証拠と認められるためには、①犯行目撃供述であり、②犯人識別供述である必要があります。

犯行を目撃したという証言だけでは足りず、当該人物が犯人であることを識別している必要があるのです。
そのため、犯人が逃げる姿を見たという供述だと、犯行を目撃していないことになるため、犯行目撃供述には当たりません。

また、ナイフで人を刺そうとしている犯人の後姿を見たという供述ですと、犯人識別供述になりません。
つまり、この①、②の要件を満たす供述でなければ、直接証拠にはなりません。

直接証拠の信用性を検討

では、犯行を目撃して、当該被疑者が犯人であるとの供述が得られた場合、どのように検討していくかというと、この直接証拠の信用性を争うことになります。

直接証拠では、その証拠の信用性が認められると、要証事実が認められることになるので、信用性を争うわけです。
目撃した時の状況が悪いと述べたり、虚偽供述をする動機があると言ったり、供述の核心部分に変遷があり信用ができないと述べたりするわけです。

このような形で直接証拠を検討していくのがいいと思います。
細かいところまではお話しできていませんが、形としては、このような感じでいいと思います。

供述の信用性の検討の仕方などについては、別途、基本書等で確認していただければ幸いです。

犯人性の検討について

前回の記事と今回の記事を合わせて読んでいただければ、犯人性の検討の仕方についてわかるかと思います。

一点、間接事実についてお話しすると、反対仮説について検討するわけですが、しっかりと経験則についても指摘するようにしてください。
「殺傷能力の高い凶器を用い、生命の枢要部を損傷するという行為に出る者は、殺意を有していることがある」
といったようなやつです。

こういった経験則を述べて、反対仮説の検討というのがいいと思います。
なかなかイメージしづらいところかもしれませんが、過去問などで訓練を積んでいただければ、徐々にわかると思います。

 

残りわずかですが、頑張ってください!

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