今さら聞けない⁉︎ AIの意味を解説します

今さら聞けない⁉︎ AIの意味を解説します

AIという言葉は、今では当たり前のように使用されています。

最近ではビッグデータやIoTとセットで語られる傾向もありますが、単にAIと言われた方が頭に入りやすいという人も多いでしょう。ただ、その本質を理解している人は数少ないのが実情です。

今回は、AIの意味や歴史について解説します。

1 AIの意味とは?

では、初歩的なところとしてAIとは一体どういう意味であるか解説します。

AIArtificial Intelligenceの略で、日本語に訳すと人工知能の意味となります。

人間が脳で考えて実行していたことを、コンピュータに行わせるための技術を指します。

人間が話す自然言語を理解した上で、論理的な推論も求められます。さらには、得た経験から次の行動にフィードバックをかけるなど、単なる動作以上のことがAIには求められるのです。

AIとは、アメリカのコンピュータ科学者であるジョン・マッカーシー氏が生み出した言葉です。マッカーシー氏は1960年に、AIの開発に向いたソフトとしても有名な「Lisp」というプログラミング言語を公表しています。

2 AIはどのように誕生した?

AI(人工知能)の歴史を見てみると、その誕生は1950年代でした。

そもそも、AI(人工知能)にあたる概念を提唱したのは、イギリス人数学者であるアラン・チューリング氏であると言われています。これに呼応するかのように、上述のジョン・マッカーシー氏が「AI(人工知能)」という言葉を編み出したのです。

構想自体はすばらしいものでしたが、この時はそれに技術力が追いつくことなく、10年程度で立ち消えてしまいました。

3 AIが “熟成” されたのは1980年代

一度立ち消えてしまったAI(人工知能)の概念ですが、その考え方はさまざまなところで根付いていて、再びその芽を出し始めたのが1980年代です。

主に医療や法律に活用するための研究が重ねられ、実際に人が下していた判断と同じことをAI(人工知能)によって行えるようになりました。

これによって、改めてAIブームが到来したのです。

ただ、当時の問題として専門的な部分はAI(人工知能)で対応できても、他への応用がしにくかったことが挙げられます。

この事は、シンボルグラウンディング問題とも呼ばれ、記号システム内のシンボルがどのようにして実世界の意味と結びつけられるかという問題として認識されていました。

この時点では、AI(人工知能)は素晴らしくとも活用の幅が狭い技術でした。

4 AIがついに本格化した2000年代

AI(人工知能)という考え方が、やっと一般社会でも実感できるようになってきたのは、2000年代に入ってからです。

これには、AI(人工知能)にとって切っても切り離すことができない機械学習とディープラーニングの研究が進んだ点が挙げられます。

特に、ディープラーニングの考え方が確立されたのは非常に大きな出来事でした。

ディープラーニングは今までの機械学習とは違い、自らが多くのデータの中から学習していき、より精度の高いものに成長します。

人間が指示して初めて行動するのではあまり意味がなく、勝手に成長するようなものの方が、本来のAI(人工知能)の目的でもあります。

ディープラーニングの定着と共に、ビッグデータの概念もAI(人工知能)の発展にとって欠かせません。また、AI(人工知能)を適切に動作させるためには、同時に複数の処理ができないと意味がありません。

そこで、コンピュータの脳でもあるCPUの処理性能の向上が大きく寄与してきます。

同時に複数の処理を行うことが得意なプロセッサの事を、GPUと呼んでいますが、GPUもAI(人工知能)と密接に関係するフレーズですよね。

5 まとめ

AI(人工知能)は、さまざまな要因が重なって停滞していた時期はありますが、現時点では欠かせないものになりました。

今後も成長が見込まれる分野ですので、今のうちにAI(人工知能)を学んで、就職・転職に有利にしておきたいですね。

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