AI(人工知能)技術で実現した画期的な国内サービス3選

AI(人工知能)技術で実現した画期的な国内サービス3選

日を追うごとに発展するAI(人工知能)は、将来的に我々の生活レベルを向上させる技術です。AI(人工知能)を利用した製品の多くが発展途上ではあるものの、すでに実用レベルの機能をそなえたサービスも存在しています。

そこで、現在利用されている「日本発のAIサービス」をピックアップしました。今回は国内で注目を集める、AI(人工知能)を活用した3つのサービスをご紹介します。

1 「my daiz」

ユーザーの行動を予測して提案

「my daiz」はNTTドコモが提供するスマートフォンサービスの1つ。AI(人工知能)を利用したアシスタント機能が搭載されており、電車の遅延や料理のレシピなどを音声で教えてくれます。他にもユーザーの生活に寄り添った有益な情報を共有し、オーディオブックや雑学クイズなど子どもの遊び相手としても優秀です。

my daizにはAI(人工知能)がユーザーの関心度を分析して、メインメニューにおすすめのコンテンツを表示する機能を搭載しており、ユーザーの行動パターンを先読みする能力をそなえています。

また、NTTドコモの音声起動対応モデルのみ、my daizの機能によって音声による起動が可能。ユーザーの声紋を記憶する能力も搭載しており、より高度な音声認識を実現しています。

2 「Tegaki」

手書き文化が根強い日本ならではのプロダクト

「Tegaki」は手書きで記された文字を認識し、デジタルな書体へと変換してくれるサービスです。手書きのアンケートや書類などをデジタル化できる機能は、労力のかかるデータ入力作業を効率化します。

公式ページでは江戸川乱歩の作品「青銅の魔人」の手書きサンプルが紹介されており、ディープラーニングを活用した変換機能で99.2%の文字を正確にデジタル化しています。漢字や英数字はもちもん、ハングル文字や中国語などの多言語や業界特有の専門用語にも対応。

多様なシーンに応じて手書き情報をデジタル化できる、AI(人工知能)を利用した画期的なシステムです。

3 「Automatic Image Colorization」

高精度なカラー変換サービス

「Automatic Image Colorization」は、ディープネットワークを利用してモノクロ画像をカラー画像へと変換できるサービスです。機能実装のために膨大な画像データをサンプルモデルとして学習させて、形状や濃淡から色味のパターンを学習しています。

Automatic Image Colorizationに利用されるディープネットワークは4層から構成されており、段階的にモノクロ画像を分析して学習データと照合。モノクロ画像とサンプルモデルの類似点を見いだし、適切なカラーリングを施します。

ウェブサイトには論文のデータや変換サービスが用意されており、実際にカラー画像への変換を試すことが可能です。作者がおこなったユーザーテストでは、約90%の精度でカラーリングが自然だという結果が出ています。

100年以上前のモノクロ画像がキレイに色付けされた写真が話題となり、テレビメディアや新聞などでも紹介されました。

4 まとめ

今回は国内で利用されている「日本発のAIサービス」をご紹介しました。

日本はAI(人工知能)技術への取り組みや認知が遅れているとされていますが、多くの優秀なエンジニアが日々新しいプログラムの制作に尽力しています。そして、技術の有効活用において重要なのはAI(人工知能)の開発力だけでなく、開発されたAIサービスに対して理解がある人材の育成です。

現状、AIサービスに関する理解が十分といえる人材は多くありません。今後は日本国内においてAIサービスの開発と、AI(人工知能)に詳しい人材の確保はますます求められるでしょう。

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