AI(人工知能)の得意分野!? 会話することができるAI技術とは?

AI(人工知能)の得意分野!? 会話することができるAI技術とは?

AI(人工知能)がもてはやされている昨今、特にその進化に恩恵を受けているのが会話ツールではないでしょうか。

まるで人間と会話しているかのようなソフトが多く誕生していますが、具体的にどのようなものが有名なのでしょう。

ここでは、AI(人工知能)と会話の関係性について紹介します。

1 主にスマートフォンに取り入れられている!

AI(人工知能)と会話をつなぐものとして、欠かすことができないのがスマートフォンです。

最近のスマートフォンでは、音声入力だけでなく音声で様々なものを操作できるようになりました。代表例としては、iOSやmacOSに搭載されているSiriがあります。

Siri とは、Speech Interpretation and Recognition Interfaceの略であり、元々は会社名であったものをアップル社が買収して、ソフト名として取り入れています。初めて登場したのが2011年10月4日のことで、もうすでに熟成段階に入っている技術でもあります。

Siriは、元々はアメリカ国防高等研究計画局の計画で、兵士を戦場でサポートするためのAI(人工知能)を開発するために研究されていたもので、そのクオリティの高さには驚かされるばかりです。

Siriに遅れをとっていたAndroidスマートフォンも、2017年にグーグル・アシスタントが日本語音声に対応したことにより、AI会話を行えるようになりました。

他にも、AmazonがオリジナルのAI会話ソフトを開発して、スマートスピーカーとして世に送り出しています。

2 会話でAI(人工知能)は難しい技術?

昔から、AI(人工知能)の技術を取り入れた会話ができないか、模索されてきました。特に、ロボットにAI(人工知能)を取り入れて、ほぼ人間の動きを再現したい場合でも、動きだけならまだしも、会話としぐさという点は非常に再現が難しいものでした。

そこで、多くの研究者が莫大な時間をかけて研究した結果、ようやく実用性の高いものにまで作り込むことに成功しています。特に難しいのが、会話中に不自然な間が空いてしまったり、返答に脈絡がない場合、人間の場合は会話を途切れさせる可能性があるところを、AI(人工知能)ではうまく補完することができません。

会話自体も支離滅裂で同じ質問をしても違う回答をしてしまうというケースも多々見られました。

例として、Microsoftが公開した人工知能botの「Tay」が、何の脈略もなく人種差別的な発言をしたというのが、大きな話題となりました。これに対し、クラスタリングといった細かい分析を重ねて、どのミスが特に破綻につながりやすいかについて統計的にデータを取得して、それをフィードバックしたことによって徐々に精度の高い会話をできるようになっています。

他にも、AmazonがAlexaで稼働するソーシャルbot開発コンテストを開催して、より高い技術者の確保を狙って行動していて、より精度の高さを求めているのは言うまでもありません。

3 NTTドコモも本格参戦!

日本の携帯キャリア大手のNTTドコモも、AI技術を活用した技術により、本格的に事業展開しようとしています。NTTドコモ自体が、かねてより音声会話システムについて独自研究をしていて、既に「しゃべってコンシェル」というソフトを開発して、自社のサービスに導入しています。

他にも、「OHaNAS」や「ATOM」といったロボットにも、その技術が導入されています。多目的対話エンジンは、まずは音声をしっかりと認識して、それをデータとして変換し、AI(人工知能)で処理してアウトプットを出すという形をとっています。

これ自体は何ら目新しいものではありませんが、利用者が望むアウトプットを適切に出すことができるというのが、多目的対話エンジンの素晴らしい点です。「AIエージェント基盤」との2本柱で、例えば家庭内の仕事を会話しながら補助したりすることも可能となります。

4 まとめ

AI(人工知能)で会話を実現するのは、想像以上に難しいものですが、各社の努力によってより身近になっています。

今後は、この技術力を高めていくことで、より実務で使えるAI技術を習得することができるでしょう。

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