弁理士資格って転職に有利なの? 弁理士資格で華麗に転職‼

弁理士資格って転職に有利なの? 弁理士資格で華麗に転職‼

”弁理士試験に合格したら転職で有利になるの?”

”弁理士試験に合格したものの経験がなくても、知財業界に入れるの?”

こんな疑問はありませんか? 時間とお金を投資して、苦労して弁理士試験に合格しても、キャリアアップにつながらなかったら合格した意味がありません。

そこで、弁理士試験に合格することが転職市場でいかに有利になるか、について

1.客観性
2.存在の希少性
3.仕事に対する覚悟

以上3つの視点でお話したいと思います。

1 客観性

(1)転職市場での客観性の必要性

まず、採用企業にアピールするとき、どの職種においても「客観的な事実」が必要です。

客観的な事実があれば、採用する会社側にしてみれば、「この事実があるなら、この仕事がお願いできる」「この経歴なら一般的にこの年収で妥当」と判断できます。

これは、採用担当者の立場に立ってみればよくわかります。

例えば、採用担当者が上司に「どうしてこの経歴でこの年収なの?」と質問されても、採用担当者の主観ではなく一般的な標準であることを説明すれば、上司も納得しやすいですね。

逆に、客観的な事実がなければ、採用企業の杓子定規で条件が決定されてしまいます。

(2)転職市場における客観的な事実とは?

では転職市場における「客観的な事実」とは何でしょう?

学歴がいい例ですね。有名大学・大学院を卒業していると、一般的に評価が高い企業に入社できます。また、どのような企業で働いていたか、という就業経験も客観的な事実に準じます。

ここで学歴や経験企業以上に全国標準で客観性がある事実があります。それは、国家資格を有していることです。国家資格を有している、ということは、国家のお墨付きがある人、となるのです。

(3)客観的な事実を持って未経験職種に参入

「未経験」では、希望の就労条件で転職することは難しいのが現実です。なぜなら、キャリア採用において、企業は即戦力を求めているからです。

しかし、知財業界の転職市場においては、弁理士資格を有していると話は変わってきます。弁理士資格を有していれば、未経験でも知財の職種に就くことができます。弁理士資格を有しているということで、少なくとも産業財産権の法域の知識は十分あることが証明されているからです。

2 存在の希少性

(1)知財業界における転職市場における需要と供給

転職市場においては、採用する側の「需要」と応募する側の「供給」のバランスで、就労条件が決定します。当然ながら、供給量が多い(応募者数が多い)と採用する側も就労条件を下げてきます。

(2)希少性

弁理士有資格者の活躍の場としては、代表格として特許事務所が挙げられます。また、最近は一般企業で活躍する方が増加しつつありますが、まだまだ少ない状況です。

例えば、一般企業における知財業界の就業者数(弁理士資格の有無を問わない)と弁理士有資格者数を見てみましょう。

特許庁が発表した平成27年度知的財産活動調査結果統計表によると、知的財産担当者数は18,794人、そのうち社内弁理士は1,702人となっております。このデータから一般企業の知財部門における弁理士有資格者が占める割合は10%以下であることがわかります。

また、この社内弁理士の数においては、大手企業が占める割合が高いことから、その他の会社における社内弁理士の割合は大変低いことが推測できます。

(3)キャリア採用の選考時の優位性

キャリア採用の募集が始まると、社会からの評価が高い会社や特許事務所であればあるほど応募者が多くなります。ここで、採用担当者は履歴書と職務経歴書に目を通し書類選考をすることになりますが、面接試験に進める人数には限りがあります。

同じような経歴の履歴書が並ぶ中、弁理士資格を有していることは、大きなアドバンテージになります。知財業界に限らず転職市場での評価は、絶対評価ではなく”相対評価”であることをお忘れなく。

3 仕事に対する覚悟

(1)仕事に臨む姿勢

仕事に対してどのような考えを持って臨んでいるか。これは、転職の選考において採用担当者が知りたいもっとも重要なファクターの一つです。

例えば、未経験者や経験が浅い方でも、「この仕事を一生の仕事にする」という覚悟がある人は、スキルや能力はあとからでも十分、かつ、早く伸びるからです。

(2)知的財産という仕事に対する覚悟

弁理士有資格者においては、仕事以外の時間をすべて勉強に費やし、専門学校等の資格学校の学費という投資をし、この超難関国家資格を取得しています。

このように苦労して資格を取得した事実は「知的財産の仕事を一生の仕事にする」という覚悟の現れになります。採用担当者に仕事に対する覚悟が伝われば、高い評価につながるでしょう。

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