弁理士の資格を取得すると独立することができるか?

弁理士の資格を取得すると独立することができるか?

弁理士の資格を取得した人の中には、独立したいと思っている人もいるのではないでしょうか。
では、弁理士の資格を取得すればすぐに独立することが可能なのでしょうか?
この記事では、弁理士として独立するために必要な条件を考えていきます。

1 経営者としてのスキルが必要

弁理士になろうと思っている人の中には、独立をいずれしたいと考えている人もいるでしょう。当然ですが、弁理士という一つの士業である資格を所持していると、強い味方になって、十分に独立することもできます。

しかし、独立して弁理士事務所を自分で運営していく場合は、まず顧客を集めることから始める必要があります。弁理士としての実績がないと、信頼を得るのも困難であるため、自分で宣伝する方法を考えたり、足を使って営業を行ったりしながら、まずは自分の弁理士事務所をアピールすることが必要です。

また、事務所を借りる場合は経費として賃料などがかかるため、資金繰りも検討する必要があり、雇用されている場合とは異なる苦労がいろいろあります。

弁理士の業務について、いかに専門的な知識があっても、独立した場合は経営者としての感覚や交渉力、営業力などもなければ、継続するのは非常に困難でしょう。

ただ、弁理士事務所として経営面において成功すると、自分は所長として別の弁理士やアシスタントを雇用し、事務所の規模をどんどん拡大することも現実のものとなります。

2 弁理士としての経験が必要

先にご紹介したような理由があるため、多くの独立する弁理士は、ほとんどの場合は企業の知財部や特許事務所に勤めて、経験を積み重ねてから独立するというようになっています。

では、どの程度特許事務所などで経験を積み重ねるといいのでしょうか?

何年経験を積み重ねると独立できるというようなことは決まっていませんが、少なくとも3年くらいは十分に経験を積み重ねている人が多くいます。経験を10年以上も積み重ねて、ようやく独立するような人も中にはいます。

また、弁理士の場合は、どうしても大都市圏である東京や大阪などに仕事が集中しやすい傾向があります。しかし、弁理士の地方での需要を考慮して、敢えて地方で独立するという人も少しずつ多くなっているようです。

弁理士の資格を取得して独立したいと思っている場合は、スキルが経営者として必要であること、弁理士として独立するためには基本的に経験を積み重ねる必要があることを十分に把握しておきましょう。

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