弁理士にとって英語は飛躍への最強ツール

弁理士にとって英語は飛躍への最強ツール
弁理士にとって英語は飛躍への最強ツール|弁理士試験|資格スクエア

【目次】

英語は目的ではなくツールである、と割り切る

目標は上手に話すことではなく、伝えることができること

日本語で話ができなければ英語でも話ができない、という現実

まとめ

 

弁理士試験を目指す方の約8割は理系です。

「英語が苦手だったから大学受験で理系を選んだ」といった方も中にはいらっしゃると思います。

しかし、「私は英語が苦手だから」と英語から逃れられる時代は終わりました。

弁理士という職種も例外ではありません。

今回は、弁理士と英語との関わりについてご紹介したいと思います。

 

英語は目的ではなくツールである、と割り切る

弁理士試験の勉強を必死にして、ようやく合格できたと思ったら、特許事務所の所長から、「少なくとも英語は話せるように」と言われ、またまた勉強の日々が始まります。

英語の勉強、といっても、中学の文法からはじめる必要はありません。

まずは最低限のコミュニケーションが外国の方とできることを目指せば大丈夫です。

「上手な英語を話せるようにならなければ」と思うより、英語は外国の方と良好なコミュニケーションが取れる便利なツールと割り切りましょう。

弁理士の仕事は、日常的に外国の特許事務所と書面でやり取りをします。

つまり、電話や面談で英語を話す機会は少なく、弁理士の業務のほとんどが、まずは書面でなんとか乗り切ることができるものです。

すでに実務をされている方はご存知だと思いますが、知的財産に関する英語の書面の書き方は、ある程度決まっています。

外国の特許事務所の弁理士に技術内容を説明する場合は、かなり専門的な単語や言い回しを覚えなければなりませんが、ネイティブの弁理士の書面の書き方を真似ることからはじめれば、上品で正確な英語の書き方を覚えることができます。

 

目標は上手に話すことではなく、伝えることができること

弁理士で英語を話せる方は多くいらっしゃいます。

流暢に話せるとかっこいいな、と筆者も思うのですが、上手に話そうと思えば思うほど、英語を話すことを躊躇してしまいます。

筆者は決して英語が上手ではないので、英語が通じないことが多々あります。

しかし、最近気づいたことは、「英語が下手だから」通じなかったわけではなく、「声が小さくて何を言っているのかわからなかったから」通じないことがわかってきました。

「上手に英語が話せない」と思うあまり、自信がなくなって声が小さくなったわけです。

上品な言い回しやきれいな発音ができると、英語のスキルがあると認められて評価が上がると思います。

弁理士であっても例外ではありません。

しかし、すぐに流暢な英語を話せるようになれるわけではないので、まずは、「自分の言いたいことを伝えられたら合格」と割り切って、大きな声で自信をもって英語で会話する、ということも英語が上達するコツだと思います。

 

日本語で話ができなければ英語でも話ができない、という現実

弁理士で英語が得意ですと、仕事仲間から一目おかれるようになります。

弁理士で英語が話せる方は多いといっても、まだまだ少数派だからです。

また、外国の特許事務所は頻繁に日本に訪問し、活発に営業活動をしています。

したがって、外国の弁理士と意見交換をする機会も多くなってきています。

このように、弁理士で英語が話せると外国の特許事務所とのやり取りがスムーズになり、信頼関係も構築しやすくなります。

弁理士で英語が話せると仕事の幅が広がることは間違いありません。

では、英語が話せるようになるために、無我夢中で勉強したらいいのでしょうか。

残念ながら英語を勉強しただけでは外国の方とスムーズにコミュニケーションができるようになるわけではありません。

外国の方と信頼関係を構築するためには、英語を話せるかどうかが問題ではなく、何を話すことができるか、会話を続けることができるかが問題だからです。

というわけで、そもそも日本語で会話ができなければ、英語でも会話はできないのです。

 

まとめ

弁理士の仕事の実務において英語というツールを使う場面は、書面やメールのやり取りくらいでして、英語が苦手な方でもそこそこ乗り切ることができます。

しかし、昨今、急激なグローバル化の波が日本に押し寄せる中、英語が書ける・読めるだけでは仕事の質を上げることは難しい時代になってきています。

弁理士試験という難関に挑戦し、乗り越えた方にとっては英語の習得もそんなに難しいものではないと思います。

弁理士試験に合格後も継続して自己研鑽していきましょう。

 

弁理士カテゴリの最新記事