弁理士試験の短答試験の臨み方

弁理士試験の短答試験の臨み方

 

弁理士試験の短答試験の臨み方|弁理士試験|資格スクエア

【目次】

短答試験を知る

選択肢だからこその難しさを知る

知識の「穴」が致命傷になることを知る

集中力が必要なことを知る

 

弁理士試験に合格しよう!と思ったら、まず初めにある関門は「短答試験」です。

問題の答え方は、選択肢から選ぶ方式。

「選択肢だったら簡単!」と思った人は、その難しさに驚くでしょう。

今回はこの短答試験にむけた勉強や準備についてお話いたしましょう。

 

短答試験を知る

弁理士試験に合格するためには、どのような試験が実施されているのか、よく知る必要があります。

特に最初の難関である短答試験は、近年、難易度を増しています。

まずは、特許庁のホームページより短答試験の内容を確認し、過去問を少なくとも10年分、解いて見ましょう。

過去問はこちら→特許庁‐平成30年度弁理士試験受験案内

 

選択肢だからこその難しさを知る

過去問を解いてみるとよくわかると思いますが、短答試験は選択肢だから簡単、ではありません。

選択肢の中で絶対間違っている、という選択肢を見つけることは比較的簡単です。

しかし、試験官もよく考えて出題されているだけあって、すぐに解答がわかる問題はほとんどありません。

例えば「選択肢の中から正しいものを選べ」という問題の場合、最後の2肢までは絞れるのですが、「どちらも正しいと思うんだけど、どっちかなあ」と迷いに迷う問題も多くあります。

さらに、短答試験で怖いのはいわゆる「いくつあるか問題」です。

「次の文章で正しいものはいくつあるか、次の選択肢から選べ」という形式のものです。

いくつあるかを答えればよいので、一見、それぞれの文章の内容を正確に理解していなくても解けそうなのですが、「いくつあるか」をこたえなければならないため、すべての文章の隅々までを正確に理解していなければ正解を導けない仕組みになっています。

この「いくつあるか問題」は本当に受験生泣かせの問題なのです。

 

知識の「穴」が致命傷になることを知る

短答試験には、論文試験の科目にはない「条約」「不正競争防止法」「著作権法」が試験範囲の対象になります。

「条約」については、論文試験の範囲にも入ってきますが、さらに細かいことを問われることになります。

短答試験の勉強をする上で、知識の穴ができやすいのは、これらの条約、不正競争防止法、著作権法、の3法域になります。

特に、不正競争防止法及び著作権法は、ほとんどの受験生が短答試験対策のときだけ勉強するので、知識の穴ができてしまいやすいです。

しかしながら、短答試験は、すべての出願分野で一定の得点に達さなければ合格できない試験です。

つまり、「著作権法の条文数はめちゃくちゃ多いから、そこそこ勉強にしておいて、他の出題分野で満点をとってやろう」という戦略は通じないのです。

昨今、難易度が一層増している短答試験においては、過去問を何度も隅々まで解き、よく出願される条文を中心にコツコツ覚える他に対策はありません。

 

集中力が必要なことを知る

皆さんの集中力は何分継続できますか?

普段の勉強では時間を区切っていますか?

弁理士試験の短答試験は、3時間30分の長丁場です。

問題は60問、問題文も選択肢の文も長文です。

目安としては60問中39点以上得点しなければ合格できない厳しい試験です。

試験時間中、ずっと集中しておかなければならないわけではありませんが、集中力が低いと問題文の内容が理解できず、結果的には当然得点率は低くなります。

つまり、集中力をいかに継続するかが重要になってきます。

社会人の方は、弁理士試験の勉強を始めるまで何時間も勉強したり、試験に臨む機会はほとんどなかったのではないでしょうか。

短答試験の試験時間である3時間30分というのはとても長い時間です。

これから弁理士試験に挑戦しよう、と思っている方は是非とも自分の集中力の継続時間を計ってみてはいかがでしょうか。

意外と集中力って続かないものなんです。

 

弁理士カテゴリの最新記事