弁理士資格の価値はどれくらい?その歴史と昨今の弁理士のキャリアに迫る!

弁理士資格の価値はどれくらい?その歴史と昨今の弁理士のキャリアに迫る!

はじめに

弁理士というと、「知的財産に関する法律の専門家」というイメージが強いですが、実は弁理士の資格は理系出身者が多く取得している資格として有名です。

毎年大勢の方が挑んでいますが、非常に難易度が高く簡単に取得できるものではありません。

そんな難しい弁理士試験ですが、一体どのくらいの価値があるものなのでしょうか?

 

目 次
1.弁理士制度の歴史
2.弁理士の資格を取ることに価値はあるのか?
3.今の時代の弁理士のキャリアとは?
4.弁理士になるには?資格スクエアオンライン講座をご紹介!
5.サマリー
6.まとめ

1、弁理士制度の歴史

弁理士とは、端的に言うと特許関係の取得に関わる仕事をメインとしています。

日本における特許制度の歴史について少し解説します。

初めて特許という考え方を日本で広めたのは、かの有名な「福沢諭吉」であり、1867年に発表した西洋事情外編がルーツとなっています。

ただこの時点ではあくまでも制度の紹介であって普及したのはそのさらに後のことでした。

正式に特許制度のようなものが制定されたのは1877年のことであり、明治政府が専売略規則というものを制定しました。

この時はまだ特許制度の考え方がまったく普及しておらず、国民からすると何のことやらよく分かりません。

結果的に、なんと1件の出願もなく制度自体が1年で廃止されています

 

今の特許制度の契機となったのが1877年に行われた第1回内国勧業博覧会です。

ここで最優秀賞を受賞したのが、信州の臥雲辰致が作り上げた画期的な紡績機械でした。

非常に優れた機械であったこともあり、同業者がこぞって模造機械を作ってしまいます。

当時はまだ特許制度がなかったこともあって、せっかく画期的な紡績機械を作り上げても、ロイヤリティなどを得ることができないことが問題となりました。

 

その後、1884年に商標条例が、1885年には高橋是清が起草した「専売特許条例」が施行されていきます。

なんと、特許制度の大枠の流れは今でもこの条例に沿ったものとなっています。ただ、当時から特許の申請をするのは非常に難しく、知識が必要であるために、その専門家が代行業を行ってお金を稼ぐようになりました。

その後、1890年に特許局事務官が東京特許代言社という会社を神田と築地に開設、これが弁理士という仕事のルーツといわれています。

 

その後、日本で弁理士という制度が誕生したのは1909年のこと

特許法第16条第1項に従い、特許局への手続等は特許弁理士でなければ行えないことが規定されました。

また、第97条で特許弁理士以外が代理を行うことについて、罰則規定が追加されました。

これにより、特許代理業者が特許弁理士に改称され、1921年に弁理士法が公布、特許弁理士は現在の弁理士となりました

 

世界的に見ても、弁理士が持つ役割は非常に大きなものがあります。

例えば、世界最古の特許に関わる条例を作り出した国はイタリアです。

なんと1443年に条例が制定されて、その後1624年にイギリスで専売条例が制定されて特許制度の基本制度が定められていきました。

 

1790年には、アメリカでも特許法が議論され、1787年に憲法規定が明確にされてから3年後に特許法が制定されました。

その後、フランス、日本、ドイツ、トルコとあらゆる国で特許に関する法律が作られていきます。

 

現代の弁理士は弁理士試験に合格したものがなることができる資格となっています。

弁理士試験とは、弁理士を目指す方が弁理士として必要な学識やその応用能力があるかどうかを判定することを目的とした試験となっています。

弁理士試験に合格して、実務修習を修了するという比較的長い期間を経て、晴れて弁理士となる資格が与えられます

試験は大きく短答式、論文式、口述式試験という形式で問われます。

内容としては、法律に関するものが中心であり、各試験に一定の合格ラインが設けられていて、その全試験をクリアしなければ合格することはできません。

受験資格はなく、誰でも受験することができるものの、難易度としては、司法試験に次ぐ難関といわれていて、合格するまでには長い努力が必要です。

興味があるのでとりあえず受験してみよう、というレベルでは絶対に通用せず、独学での資格取得は難しく、インプットとアウトプットを効率よく行う必要性があります。

また、特許事務所に見習いとして勤務しながら勉強を重ねて、何年もかけて合格を目指すという方もいますが、この点は法律事務所で勤務しながら司法試験合格を目指す方と一緒ですね。

2.弁理士の資格を取ることに価値はあるのか?

弁理士としての資格を取得することに価値があるのかが気になりますが、結論としては特定の企業で働くのではなく、独立して様々な業務を行いたい方には価値があると言えます。

逆に、企業内で雇用されて特に目的意識もなく働ければ良いと考えている方には価値がないかもしれません。

まず、なぜ独立して働く上で価値が生まれるのかと言うと、企業で働くと自分の意識で仕事できる範疇が限られるという点があります。

せっかく弁理士の資格があっても、それを活かせる業務を行っていなければ何の意味もありません。

その点で、独立して自分自身の責任において仕事をすることで、自分の長所や所有している資格を活かして業務を行えます。

逆に、弁理士の資格を持っていてもそれが活かせていないというケースとしては、企業の中で埋もれてしまうという事が多いのです。

独立するのはリスクも高いのですが、自分自身のスキルなどをしっかりと棚卸しして、それをセールスポイントとすることで成功できる可能性が高まります。

デジタル時代によりまた新たな問題も発生していますので、従来どおりの解釈も通じないケースが多々あります。

そんな時に、弁理士自体のニーズは確実に高まっていることもあり、有望な資格といえます。

他にも、弁理士として重要なお仕事の中にコンサルティングに関する仕事もあります。複数の方を集めて講師として講習会などを開いている弁理士もいますが、一定の実績や経験値がなければ到底人は集まらないでしょう。

3.今の時代の弁理士のキャリアとは?

多様化した現代社会において、弁理士の働き方も多様化しているという事実があります。

ここでは、主な弁理士としてのキャリアについて紹介します。

 

(1)大手特許事務所で働く

多くの方が目指す働き方として、大手の特許事務所で働くという方法があります。

人数的にも数十人規模の事務所で、クライアントも大手企業が対象となっているのでやりがいがある仕事と言えます。

ただ、抱える案件の重要度が高く、高いスキルを求められる傾向があります。それをやりがいと感じる方もいれば、プレッシャーとして感じてしまう方もいます。

また、ある分野に特化して専門知識を活かした仕事も可能なケースが多いです。

大手の場合は複数の弁理士と連携を取りながら仕事を進めるということもあります。

その場合、コミュニケーション能力は必須です。

専門的という観点で言えば、常に先行技術の調査も重要な仕事であり、それを企業側にフィードバックすることで、新しい技術の特許化に向けてエスコートしてあげるところまでを求められます。

 

(2)中小特許事務所で働く

弁理士を数名程度抱える中小特許事務所で働くという方法もあります。

この場合、自分の得意分野で勝負するというよりは、様々なクライアントに対して幅広い範囲をカバーして仕事することが望まれます。

対象となるクライアントは中小企業というケースも多いのですが、大手の場合は弁理士を抱えていないこともあって、より細部の業務も行うこともあります。

余計な仕事と感じてしまうかもしれませんが、逆にすべてを自分の手で行うことができるので、スキルが高い方にとってはやりがいがある仕事です。

専門的な知識を持っている方よりも、幅広い知識を持っている方に向いた働き方とも言えます。

他にも、コンサルティングから出願まで一貫で引き受けるということも多いので、コンサルティング能力も必須となります。

 

(3)企業内で雇用される

大手企業となると、外部に委託するのではなく自社で弁理士の資格を持った社員を雇用するというケースもあります。

場合によっては兼務というケースもあり、弁理士以外のスキルも問われることがあります。

発明の権利化を皮切りに、特許侵害の調査やライセンス契約、共同開発契約、訴訟の対応が主な仕事となります。

よりその企業に向いた知識が必要となるので、いきなりこの業務を行うというよりは、研究開発部門で経験を積んでから就任するケースが最も多いでしょう。

また、特許事務所で経験を積んでから、転職という形で企業に所属するケースも見られます。

一般的には、知的財産部門で働くことになりますが、実際に特許を出願する際には、同じようなものが出願されていると排他的権利を得ることができません。

よって、過去に出願された類似品と異なるような独自性があることを特許庁に対してアピールして、権利を獲得することが重要です。

特に、企業の中で働く弁理士にとっては、最大の腕の見せどころと言っても過言ではありません。

弁理士の他にも、企業側としては弁護士を依頼するケースもありますが、その場合はお互いが役割分担を行い、棲み分けた上で対応することも重要であり、連携が必要となります。

 

(4)個人で働く

固有の事務所や企業で働くのではなく、独立して個人で事務所を開設したり、フリーランスとして働くという方法もあります。

この場合、仕事は自分自身で取る必要があり、営業力がなければ務まりません

ただ、場合によっては在宅で勤務することができるので自由な働き方が可能です。

また、自分自身のやりたいことやスキルを活かした仕事ができる点も魅力的です。

ペースも自分自身で設定できるので、働き方改革の趣旨にも沿う働き方とも言えます。

4.弁理士になるには?資格スクエアオンライン講座をご紹介!

弁理士になるためには、必要な知識を如何に効率よく習得できるかが重要です。

主な学習方法としては、独学や通信講座、通学講座などの方法があります。

それぞれにメリットとデメリットが有るのですが、費用的にリーズナブルで短時間で必要な知識を得ることができる通信講座がおすすめです。

その中でも、資格スクエアのオンライン講座はとても評価が高く多くの弁理士試験合格者を輩出しています。

資格スクエアでは、基礎・短答・論文パックと呼ばれる弁理士試験に特価したコースが用意されています。

大きくコースを分類すると、基礎講座(青本講座含む)が約150時間、短答対策講座が約80時間、論文対策講座(書き方/ 解き方/ 実践)が約80時間のコースとなっています。

毎年、短答式試験が5月に開催されますので、それに合わせる形で前年の年始から勉強開始し、翌年の4月までに必要な知識を習得するスケジュールで進めることが可能です。

基礎講座は概ね4ヶ月で習得できるものであり、で弁理士試験に合格するための知識、一度は触れるべき知識を学習していきます。

講義は、受験指導のみならず実際の実務にも精通した菊池講師が担しますので、より身につきやすく、定着したことをしっかりとサポートしてもらえるのも魅力的です。

試験に役立つ情報に加えて弁理士として求められる知識を自然と身につけることができるため、合格後のイメージを掴みやすく、モチベーション維持にも繋がります。

その後、「青本講座」と呼ばれる講座を受講して、基礎の知識をさらにアップデートしつつ、論文で必要となる青本の知識を学習します。

青本は分厚すぎてすべてを理解するのは困難ですので、需要なポイントだけを学べるのが良いですね。

また、「青本講座」と同時並行という形で、「論文書き方講座」や「論文解き方講座」を受講します。

基礎/青本講座と論文講座をオーバーラップさせて勉強することによって、基礎/青本講座で見直さなければいけないポイントが分かるようになり、知識の定着率をアップさせる効果もあります。

次に、3ヶ月程度で「論文書き方講座」と「論文解き方講座」で学習してきた内容について、「論文実戦講座」により本番と同様の形式で形付けていきます。

論文試験にあたっては知っておくべき知識もカバーしていますので、アウトプットと並行して試験に直接生かせる知識をインプットできます。

ここまででスタートから一年が経過していますが、その後は「短答対策講座」において短答対策をスタートさせます。

特に、試験の3ヶ月前は、短答対策一本に絞るくらいの意気込みで勉強することができます。

このように、講座をただ単純にたどるように学んでいけば、合格に近づける気軽さが魅力的です。

通信講座というとテキストを用いたものを連想しますが、資格スクエアではオンライン講座形式も採用していて、動画で講座を受講できます。

担当する講師も、経験豊富で非常にわかりやすいものとなっていて、好評を博しています。

他にも、青本講座レジュメや直前チェックシート、ウェブ問題週などのオリジナルツールが用意されていて、より合格に近づくための様々な工夫が施されています。

青本基礎粗レジュメとは、重要度別に構成された青本レジュメのことを指し、各問を見ただけでストーリーとキーワードが思い浮かぶように繰り返し練習することができます。

非常に見やすく重要度などを星印で評価しており、着実に基礎力をアップさせることが可能です。

青本の膨大な情報量がレジュメの中に詰まっていると言っても過言ではありません。

直前チェックシートとは、2016年度最年少合格者も使用していた直前チェックシートであり、林講師力作の100に及ぶ問診形式となっていて、試験に必要なスキルを簡単に習得することが可能です。

ウェブ問題集は菊池講師が担当していて、15年分の過去問を取り入れています。紙媒体となると膨大な量の資料となるのですが、オンラインにすることによってスマートフォン等のデバイスで表示させることが可能です。

記憶定着の仕組みに則ったシステムを採用していて、回答者の理解度を自動判別することが可能です。

これによって、自身による問題の出来や不出来の区分けも不要となりますので、マーカーや付箋の持ち運びも不要です。

これだけでなく、「もちろん○」「たぶん○」「たぶん×」「もちろん×」の四択から解答することができる仕組みになってます。

これによって、その人の理解度をチェックすることができます。4択にすることにより、曖昧な理解の問題も復習対象として認識が可能となっていますし、2回目からは復習の優先順位が高い問題より出題するなど、非常に考えられたシステムとなっています。

自信なく正解した問題の場合でも、着実な記憶定着へ導きます。

よくある当てずっぽうで正解したという事による知識の定着を図る機会を失うという事はありません。

実は、このシステムは、東京大学薬学部教授で脳研究としても有名な池谷裕二さんが監修のシステムで特許取得済みです。

なんと正答率が15%もアップします。

スマートフォンなどのデバイスでも利用することで、通勤時間などの空いたタイミングで利用できるのが魅力的です。

本講座を担当する講師は、経験豊かで初心者にもわかりやすく解説してくれます。

菊池講師と林講師は、実は師弟関係となっていて林講師が菊池講師を師匠と仰いでいます。

本人が経験してきた事を適切にフィードバックしてもらえるのが魅力的で、言葉の一つ一つに説得力があります。

講義に関しては、疑問に思っていることを質問できますし、回数も無制限となっています。再生する際には、等倍だけでなく速度もアップさせることができるので、必要な部分だけをゆっくり聞き、他の部分を早送りすることでより効率をアップさせることができます。

また、困ったことがあればいつでもフォローしてもらえるサポート体制も充実しています。

これだけ手厚いオンライン講座ですが、通常価格248,000円(税込)で利用できますし、割引制度もあり最大20%オフとなるなどよりお得に利用できるのも良いですね。

支払い方法としては銀行振込、クレジット(一括・分割)、コンビニ決済の中から選ぶことも可能となっています。

また、オンライン講座となるとどうしても孤独感が生まれがちですが、資格スクエアでは毎月のようにイベントを開催しています。

イベントでは講師に実際に会うことができますし、合格者と会話できるのでよりモチベーションを維持できます

他にも、弁理士講座同好会と呼ばれるコミュニティがあり、勉強の合間のちょっとした息抜きにも最適です。

もちろん、これらはすべて費用の中に含まれています。

効率も重視していますが、それだけでなく継続性もしっかりと加味してカリキュラムを組まれている資格スクエアのオンライン講座はおすすめできます。

5.サマリー

いかがでしたでしょうか?

弁理士というブランド力は魅力的ですが、自分自身で戦略を持って取得しないと、せっかく取得しても宝の持ち腐れとなりかねません。

また、資格取得する上では資格スクエアのオンライン講座が特におすすめで、効率よく取得までの知識を習得できます。

6.まとめ

  • ・弁理士制度の歴史は100年近くある
  • ・弁理士になるためには弁理士試験を合格する必要がある
  • ・弁理士資格を活かせる働き方でなければ取得しても価値がない
  • ・弁理士としての働き方として、大手・中小特許事務所で働く、企業で働く、個人で働く方法がある
  • ・資格スクエアのオンライン講座は費用はリーズナブルで試験に必要な知識を習得できる

 

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