日商簿記2級・3級の基礎を理解しよう~大原則編~

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簿記の仕訳を覚える前に、知っておきたいことをこれから述べていきたいと思います。

実は仕訳というものは、貸借対照表を模して作られています。

貸借対照表は左側に資産の部があります。
資産の部は会社の資産状況を表しています。
例えば、現金をいくら持っていて、売掛金が何円あって、設備はどのくらい資産価値があって…という具合で、一般的に資産の部に表わされているのはいわゆる資金の運用形態なのです。

では、資金はどの様に調達されるのでしょうか。
資金の調達は大まかに分けて2つ、借金をするか、会社自身のお金を増やすか、です。
この資金調達の構造を貸借対照表の右側では説明していきます。

簡単に言えば、負債の部と自己資本の部に分かれるのです。
負債は借金の事と考えて頂いて差し支えありません。
自己資本は会社自身のお金です。

もちろん、会社自身のお金というのは投資家から集めたお金、並びにこれまでその企業が稼いできたお金の事と考えて頂ければ問題ありません。
資産が左、右が負債と自己資本、これだけまず覚えましょう。

また、収益は右、費用は左として仕訳では考えます。
これは、収益が上がれば自己資本も増えるため、自己資本と収益をリンクさせる必要性からきています。
そのため費用もそれとは反対の左側に行くことになります。

ちなみに、ここでは便宜的に右、左と言っているものは貸方、借方と呼ばれています。

借方は費用、資産のプラス、貸方は自己資本、負債、収益のプラスと考えましょう。
それだけ考えれば、モノを買った時の仕訳もすぐに思いつくはずです。

50万円の車を皆さんが現金で買ったとしましょう。
すると、50万円分の車(資産)を皆さんは手に入れる事になります。
しかし、50万円の物を買ったと同時に50万円の現金が資産から引かれるため資産のマイナスとなり、借方には車両50万円、貸方には現金50万円と記載することになるのです。

この知識があるかないかだけで、簿記の勉強スピードは圧倒的に違ってきます。

皆さんも日商簿記2級・3級の勉強を始める際には、しっかりと仕訳の大前提を覚えておきましょう。
そうでなければ、後々非常に苦労することになってしまいます。

尚、これらの大前提を覚えるということはそもそも、簿記の知識を深めていくことにもなることも知っておく必要があるでしょう。

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