知財検定2級・3級の試験日程や受験資格は?

知財検定2級・3級の試験日程や受験資格は?

3級はほぼ無条件で受験可能、2級は他資格合格経験や実務経験など条件を1つ満たすことが必要

2008年知的財産検定から移行された知的財産管理技能検定、通称知財検定は、国家試験制度として認められています。

知財検定は弁理士や司法試験のような独占資格とは異なり、試験合格者の持っているスキルを国が認定するという技能検定です。
職業能力開発促進法に基づいて厚生労働省所管が実施する、働く人の技能を評価・証明するための検定制度というべきでしょう。

知財検定2級・3級の試験は毎年、大体3月中旬、7月中旬、11月中旬の年3回実施されています。
試験の申込期間は長めで、それぞれ前年の10月下旬から当年1月下旬、2月上旬から5月下旬、6月上旬から10月下旬までとされていて、国家試験としては比較的実施頻度の高いほうに入るでしょう。

受験地区は全国各所で、北海道・宮城・東京・神奈川・石川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・徳島・香川・福岡・沖縄から選択可能となっています(沖縄会場は含まれないこともあります)。
ただ、1級に限っては、実技試験の会場が東京のみとなっています。

国家試験の中には、厳しい受験資格を設けているものもあり、合格以前にそもそも受験するまでが大変という資格も少なくありません。
実際、知財検定の1級でも科目別に受験資格が複数設けられており、実務経験や合格経験を求めています。

が、2級・3級についてはそこまで厳しい制限はなく、特に3級はほとんど無条件に受験出来るといってよいでしょう。

実施主体である知的財産教育協会のホームページによると、3級の受験資格は「知的財産に関する業務に従事している者または従事しようとしている者」か、「3級技能検定の一部合格者(学科または実技いずれか一方の試験のみの合格者」の条件どちらかを満たしていればよいとされています。
(後者については、合格した試験の合格日の翌々年度までに行われる技能検定のみ有効)

2級はもう少し規定が細かく、「知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者」「3級技能検定の合格者」「学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者」「ビジネス著作権検定上級の合格者」「2級技能検定の一部合格者(学科または実技いずれか一方の試験のみの合格者)」のいずれかを満たすことが受験資格となっています。
3級やビジネス著作権検定の合格によって受験資格とする場合には、合格日から翌々年度までしか有効にならないので注意が必要です。

また、3級同様、2級の一部合格を条件とする場合も、その合格日の翌々年度までに行われる技能検定にのみ有効です。

必ずしも3級を受けて2級を受けて…というように、下位の資格から順に受験する必要はありません。

ちなみに知財検定はWeb・郵送のどちらからも受験申込をすることが出来るのですが、使いたい受験資格によってはWeb申し込みが出来ない場合もあるので、申請時には確認をしましょう。

試験範囲は2級・3級とも広く、分野は多岐にわたっています。
3級の学科試験ではブランド保護や技術保護、コンテンツ保護、デザイン保護、契約、円フォースメント、関連法規について出題されます。 実施には特許法や著作権法からの出題が多く、合格後の呼称は『3級知的財産管理技能士』とされています。

レベル的にはそこまで高くなく、業務上で問題点があったときには企業内部の専門家や外部・内部の専門家と専門家と連携して解決することが期待されます。
知的財産管理を仕事にするならば、絶対に学んでおくべき知識でしょう。

2級もほとんど同じですが、業務に従事することに関してある程度の経験を持つ人物を対象にしているという違いがあります。

知財検定カテゴリの最新記事