知財検定の試験勉強を通して、実務に活かせるスキルを身につけられる

知財検定は、企業の法務部にお勤めの方や、将来的に法務部に行きたいと考えている方に是非とも受けてもらいたい資格です。
というのも、知財検定の2級・3級は知的財産権に関する知識を包括的に習得出来るというメリットがあるのです。
知的財産権を学ぼうと思ったときに、その入門になるのが知財検定の2級・3級で、知財に関するエントリー資格といっても過言ではありません。
知的財産権関連のことを学習する際に、もれなく学習することが可能になるのです。
その先、弁理士試験や1級を受けることを見据えても、知的財産権に関する基礎的な事項を見落とすことなく学ぶことが出来るでしょう。
深く広くでなく浅く広く重要な事柄を学ぶため、試験の難易度も社会人として働きながら十分合格出来るくらいだと思います。
また、知財検定はすべての等級において学科試験と実技試験に分かれています。
学科試験はマーク式で選択肢を判別していくタイプですが、実技試験では設問で与えられた事例に対して論述で回答していくというものになります。
つまり、現実に当てはめて知的財産権を考える、ということが試験の一環になっているのです。
実務家養成という観点に立てば、企業の法務部にお勤めの方にはぴったりの資格なのではないでしょうか。
多くの人は、独占業務である弁理士試験の受験を先に考えるかもしれません。
もちろん弁理士試験を受けるメリットもたくさんありますが、実は知財検定2級・3級の内容が弁理士試験内容の基本事項のようなものになっているのです。
弁理士試験を受ける前に知財検定を受験すると、超難関レベルの学習内容にとっかかりやすいかもしれません。
そういった意味でも、法務部勤務の方にとって知財検定は有意義な資格であるといえます。