合格率は11.5%、合格基準は180点 〜 令和元年度 行政書士試験の結果より

合格率は11.5%、合格基準は180点 〜 令和元年度 行政書士試験の結果より

令和元年度の行政書士試験の結果は、合格率は11.5%、合格者4,571人。合格基準は180点でした。
合否の判定基準については、勉強を進める際の基盤となりますので、過去問を解く際にも意識するようにしましょう。

1. 合否の判定基準

(1)46問が出題される「行政書士の業務に関し必要な法令等科目」

・択一式問題が43問、うち40問が5肢択一式、配点は各4点で計160点
・択一式問題のうち多肢選択式(穴埋め問題)3問、配点は各8点(空欄1つにつき2点)で計24点
・記述式3問、配点は各20点で計60点

法令等の合計点244点

(2)14問が出題される「行政書士の業務に関連する一般知識等科目」

・択一式問題のみ、いずれも5肢択一式、配点は各4点で計56点

法令等の244点と合わせて計300点

(3)合格の基準点

次の要件をいずれも満たす必要があります。
・行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が122点以上
・行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が24点以上
・試験全体の得点が180点以上

問題の難易度に関わらず、合格基準点は6割(180/300点)ですので、年度によって合格率には多少のばらつきが出ます。

2. 試験の実施状況

行政書士試験は毎年約50,000人程度の志願者に対し、40,000人程度の受験者、4,000~6,000人程度の合格者を出しています。試験難易度のばらつきが問題になり平成18年度に新試験制度に移行した経緯があります。ここ5年の平均合格率は12.6%です。

令和元年度の志願者数は52,386人、受験者数は39,821人、合格者数は4,571人、合格率は11.5%でした(一般財団法人行政書士試験研究センター発表)。

3. 出願から受験までに知っておきたいポイント

(1)合格率について

行政書士試験には受験資格がありません。試験慣れのために受験をしたり、願書提出後に思うように勉強はできなかったものの受験料も支払っているし、試験も基本的には択一式がメインであるから、記念受験的に受験したり、という方が他の資格試験に比べても多く含まれているのです。

行政書士という職業に魅力を感じて、一生懸命に合格を目指して勉強をしている方々の合格率は実際にはもっと高いといわれています。

必要以上に過敏にならず、勉強に集中することが先決です。

(2)出願時のワンポイントアドバイス

行政書士試験は11月の第2日曜日に全国一斉で行なわれますが、東京や大阪などの都市部で複数会場があるような場合は先着順で会場の選択が行なわれます。

早めに出願をして、自宅から近い受験会場を押さえておくことが大きなアドバンテージになります。試験情報には早めに目を通すようにしましょう。

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