国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。(憲法41条)

国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。(憲法41条)

国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。(憲法41条)​

行政書士試験で出題される憲法ですが、その基本なるものの1つに権力分立があります。
国民の権利が脅かされないよう、統治機構を3つに分ける仕組みで「立法」「行政」「司法」という3つの権利が互いに影響を及ぼし合い、バランスを取って統治しているのです。

では、この3つを1つずつ見ていきましょう。

国会とは

分けられた権力のうち、立法権を持っているのが国会です。
法律案を審議し、法律を制定出来る国会は選挙によって国民に選ばれた議員が組織している、国民の代表機関とされています(43条1項)。

憲法41条では「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」と定められていて、他のどの機関も法律を作ることが不可能だと決められているのです。
国会の役割は、民意を統合した「国としての意思」を決定することで、国民の意思を政治に反映させています。

国会の権利

では、国の唯一の立法機関である国会が法律を作る際、どのような条件が必要なのでしょうか。

憲法59条で詳しく規定されている法律の制定・改廃は、大まかに「特別の定のある場合以外、両議院で可決したとき法律となる」「衆参の意見が分かれた時は衆議院で出席議員の3分の2以上の多数で再可決したら法律となる」というように定められています。
どうして衆議院が優先されているのかは、次のページで解説していきます。

また、国会は法律を作るだけでなく、他の様々な権利も持っています。
73条3号では条約の承認権が定められており、条約を締結するのは国会ですが「場合によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする」とされているのです。
86条の予算の議決権では、税金を基礎として集めた国家歳入の使い道である歳出を決めることが認められていて、国民の生活を大きく左右する国家の財政状態を民主的にコントロールすることが求められています。

他にも、83条以下「国の財政に関する処理の権利」や67条1項「内閣総理大臣の指名権」、64条1項「裁判官の弾劾裁判所設置権」などの権利もあるのですが、細かい部分は詳しく学習していきましょう。

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