国際連合とWTO(世界貿易機関)

国際連合とWTO(世界貿易機関)

行政書士試験における一般知識等科目では、政治に関する出題がされます。
国内の政治だけでなく、国際政治についても押さえておきましょう。

国際連合

国際政治において重要な要素となるのが酷使連合です。

国際連合は第2次世界大戦後、連合国であるアメリカ・イギリス・中国・ソ連を中心に練られた計画の具体化として誕生した、世界的な国際平和機構です。
その前にも国際連盟があったのですが、大国が参加しない、全会一致制を採用していたため迅速な対応が出来ない、戦争・紛争に武力制裁を行えないため平和維持機能を十分に発揮出来ないといった面から第2次世界大戦を防げず、その反省を踏まえて国際連合が作られたのです。

本部はニューヨークにあり、総会は1国1票の多数決制が採用されており、違反国への制裁は国際連盟時のような経済制裁だけでなく国連軍による軍事制裁も認められています。
また総会とは別に、アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国からなる常任理事会があり、これらの国が1国でも反対すると決議出来ないという特色もあります。

国際連合には数々の専門機関があり、機関名と略称、活動概要を覚えておく必要があるでしょう。
代表的なものはILO(国際労働機関)、UNESCO(国連教育科学文化機関)、WHO(世界保健機関)、IMF(国際通貨基金)、FAO(国連食糧農業機関)などです。
補助機関ですが、馴染みの深いものとしてUNICEF(国際連合児童基金)があります。

世界貿易機関(WTO)

国際連合の関連機関で最も重要と言えるのが、WTOと呼ばれる世界貿易機関です。

前身であるGATT(関税及び貿易に関する一般協定)に代わって1995年に発足し、本部はスイスのジュネーブに置かれています。
GATTはあくまで加盟国間の協定にすぎなかったのですが、WTOは法的拘束力を持っています。
また、GATTは農業分野を除く「モノ」の貿易だけが対象だったのですが、WTOでは農業やサービス分野、貿易に関する特許や知的所有権なども扱うことが可能になりました。

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