国会と行政、そして裁判所という3つの領域が日本の統治機構。

国会と行政、そして裁判所という3つの領域が日本の統治機構。

国会と行政、そして裁判所という3つの領域が日本の統治機構。​

憲法は、行政書士試験の出題科目の1つです。
得点源となりやすい科目でもあるため、しっかり理解して高得点を狙いたいところですが、日本国憲法は少ない条文数の割に奥が深い法とも言えます。

細かく見る前に、基盤となっている事項から身に着けていきましょう。

日本国民として生活するにあたって様々な権利を内包する「基本的人権」が尊重される、国民が主権を握る日本ですが、しかし国民全員が国を直接治めることはかなりの困難です。
勿論、参政権という形で国民は政治に参加することが保障されていますが、日本国民の全てが直接政治を行うのはもはや不可能でしょう。

ですから、今の日本では選挙などで選ばれた一部の人達が、国民の代表という形で国を動かしているのです。
それでは、その仕組みについて見ていきましょう。

統治とは

国を治める仕組みを「統治」と呼びます。

当然ですが、この統治の仕方は国によって異なるため、世界には様々な統治があります。
宗教の及ぼす影響が強い国では神権政治が採用されることもありますし、貴族政や部族政など多種多様な統治が存在しているのですが、近代の典型的な統治としては「三権」が挙げられるでしょう。

日本国憲法もこの形をとっており、憲法で規定されている三権による統治が行われているのです。

三権と統治機構

その三権の内容は、「立法」「行政」司法」として分けることが出来ます。

立法は法を立てる、作ることですから、日本においてこの役割を負っているのは国会になります。
行政は政治を行うことで、国会が決めた予算に基づき社会福祉や教育の内容を決めたり外国と条約を結んだりと、実際に国を動かしている機構は内閣です。
法を司る、と書くと少々抽象的ですが、司法は紛争(揉め事)を法の適応によって解決する役割で、日本では裁判所がこれに当たります。

国会と行政、そして裁判所という3つの領域が日本の統治機構というわけです。
しかしこれらは全く独立しているというわけではなく、それぞれに影響を及ぼしあってバランスを取っているのが近代的な統治の特色なのです。

そのバランスを「権力分立」というのですが、次のページで詳しく見ていきましょう。

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