行政書士試験の一般知識問題 〜 ほぼ「国語の問題」

行政書士試験の一般知識問題 〜 ほぼ「国語の問題」

一般知識の「文章理解」についても過去問を紹介していきましょう。
これまでの「政治・経済・社会」、「情報通信・個人情報保護」に比べると、若干趣の異なる問題です。

文章理解とは、その名の通り文章を読んで理解ができているかを確認する問題ですが、その確認方法にいくつかパターンがあり、それらの方法に応じて解法を確立することが近道です。

文章をもっとも正しく要約したものを選ばせる問題、細切れの文章を正しく並び替える問題、文中の一部について、5択でその真意に最も近いものを前後関係から推測させるもの、空欄補充で文章を完成させるもの、などが主な出題傾向です。

法律の事を聞かれるわけではないので、ほぼ国語の問題です。
ここで過去問を見てみましょう。下記は、本文に続く一連の文章を並べ替える問題です。

2004年 問44

本文:

近年、片仮名やローマ字で書かれた目新しい外来語・外国語が、公的な役割を担う官庁の白書や広報誌、また、日々の生活と切り離すことの出来ない新聞・雑誌テレビ・などで数多く使われていると指摘されています。

選択肢:

ア. 円滑な伝え合いの為には、相手や場面に応じて、適切な言葉遣いが変わることにいつも留意することが大切です。

イ. また、同じ大人でも、相手がその話題に通じているかどうかによって、言葉選びや言葉遣いに自ずと違いが出てきます。

ウ. 例えば高齢者の介護や福祉に関する広報誌の記事は、読み手であるお年寄りに配慮した表現を用いることが、本来なによりも大切にされなければならないはずです。多くの人を対象とする新聞・放送等においても、一般になじみの薄い専門用語を不用意に使わないように充分に注意する必要があります。

エ. そもそも、どんな言葉を使うのが適切かということは、話し手・書き手の意図、想定される聞き手、読み手、話題、使われる環境など、その時々の様々な条件によって変わります。同じ内容の話をするにしても、大人に話すときと子供に話すときとでは、使う単語、声の調子、話す速さ、分の長さなどが変わってきて当然です。

オ. ところが、外来語・外国語の使用状況を見ると、読み手のわかりやすさに対する配慮よりも、書き手の使いやすさを優先しているようにいうけられることがしばしばあります。

このような問題を、懐かしいと感じる方も多いのではないでしょうか。

法令科目で出てくる記述式、以外の問題は5肢択一式のため、出題の仕方に限りがあります。
今まで見た形式以外のものは出ないのでご安心を。

この場合の正解は

ウ-オ-エ-イ-ア

です。

ア以外の選択肢がすべて接続語から始まりますので、そこに着目することと、本文での問題的にのあとには例えが来るほうが一般的だ、と考えることができればぐっと正解に近づくでしょう。

ただ解くだけではなく試験の最後に時間に追われて解くか、見直しの時間を確保するために正確かつスピーディーに解くことが理想です。
日ごろから意識して問題をたくさん解くとよいでしょう。

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