行政書士に独学で合格したい!!

行政書士に独学で合格したい!!

はじめに

手に職をつけたいというニーズはいつの時代も高いものですよね。

今の職がいつまでも続くとは限りませんし、新しい世界に旅立つに向けて資格を取得したいと考えている方も多いと思いますが、その中で行政書士という資格は比較的取得しやすいと評判です。

では、行政書士とはどんな資格で、どのような手続きを踏んで取得できるのでしょうか?

ここでは、行政書士という資格について解説します。

目 次
1.行政書士とは??
2.行政書士に独学で合格することは可能なのか?
3.行政書士に独学で合格する勉強法とは!?
4.忙しい社会人のための時間の生み出し方!
5.おすすめ参考書
6.サマリー
7.まとめ

 

1.行政書士とは??

最初に、行政書士とは一体どのような資格であるかについて解説します。

行政書士とは、一言で言えば法律専門国家資格の中でも特に幅広い業務範囲を担当することができ、国民に密着した法務サービスを行うことができる資格です。

その担当範囲は実に幅広く、なんと10,000種にも登っています!ここでは、行政書士の代表的な業務内容について紹介します。

 

1-1. 官公庁に提出する書類の作成

行政書士のメインの業務となるのが、官公庁などに提出書類の作成があります。

各省庁、都道府県庁、市役所などや警察に提出する資料は、殆どが許認可が必要なものとなりますので、だれでも簡単に作成できるものではありません。

素人が初めて作成するのはまず困難であり、その手助けを行政書士が担当することになります。

また、提出の代行も担当することになりますが、提出を受ける側も提出されたものに不備があると手直しなどに時間がかかるので、行政書士が担当することで信頼性が上がり手続きの迅速化を図ることができるのでこのような代行を許可しているのです。

ただ、一部では法律の制限がかかっていて行政書士でも担当できないものがありますので注意が必要です。

 

1-2 権利義務に関する書類の作成

日本国憲法の中では、権利が認められているものが多数存在しています。

それに対し、行政書士は権利義務に関する書類の作成を担当することができます。

権利義務に関する書類とは、権利の発生、存続、変更、消滅の効果を生じさせる事を目的とした意思表示をする書類のことを指します。

相続に関するものや商取引、契約、消費者問題、刑事事件などの書類を行政書士が作成することになります。

 

1-3.事実証明に関する書類の作成

他にも、行政書士は事実証明に関する書類の作成を担当することができます。

事実証明に関する書類とは、社会生活に交渉する事項を証明することができる文書を指します。

代表的なものとしては、実地調査に基づく図面、各種議事録、会計帳簿などが該当します。

 

 

2.行政書士に独学で合格することは可能なのか?

行政書士を取得する上で、特に要件はなく誰でも受験することが可能です。

但し、安々と試験をクリアできるほど甘い資格ではありません。

独学でもしっかりと勉強して臨めばクリアできない資格ではありません。

但し、全く勉強せず試験に望むのははっきり言って無謀としか言えません。

行政書士の資格は人気が高く、試験としてはやや難関なレベルとなっています。

直近の合格率を見ても、概ね10%前後となっています。

これには、独学以外でも専門学校に通ったり通信教育などを活用した方も含まれていますので、難しい資格であると言っても過言ではありません。

独学以外では、行政書士に関連する専門学校があります。

行政書士に特化している専門学校は少ないのですが、学科として用意されていますので資格取得に向けて必要な知識をしっかりとフォローしてくれます。

他にも、行政書士に特化した通信講座で学習することも可能です。この場合、仕事で働きながらも勉強することが可能で、合格に向けて最短距離で知識を習得することができます。

最近では、テキスト教育だけでなくオンライン講座や動画により知識を得ることができるという方法もあります。

独学は確かにお金がかからないという面は魅力的ですが、ある程度自信がある方やじっくり時間をかけることができる方に向いた方法と言えます。

 

3.行政書士に独学で合格する勉強法とは!?

仕事をしながら行政書士の資格取得に向けて独学で勉強する場合、如何に時間を掛けることができるかが重要になります。

一般的に、通信講座では500時間を標準時間として合格に向けてカリキュラムを組んでいます。

よって、最低限この時間を確保することができればよいのですが、忙しい方にとってはこれは難しいですよね。

それでも、可能であれば300時間程度の勉強時間を確保したいところです。

毎年11月に司法書士試験があるので、そこから逆算して勉強をスタートさせるタイミングを決定していきます。

可能であれば毎日コンスタントに勉強するのが理想ですが、最低でも休日のタイミングで絶対に勉強するにようにしましょう。

そして、テキストは一般的な書店で購入できるものを使用することになりますが、金額的には数千円ですので決して負担になるわけではありません。

他にも、インターネットなどの情報も活用すると、かゆいところに手が届く勉強を行うことができます。

 

行政書士試験の内容としては、業務に必要な憲法や民法、行政法などの知識を問う問題が出題されます。

試験範囲は限定されていて、「憲法」「行政法」「民法」「商法・会社法」「基礎法学」「一般常識」の間で出題されています。

他の資格試験同様に、過去問題から出題される傾向もありますので、過去問題集を入手しておくのも試験合格に向けて重要な要素となります。

行政書士の場合は、法令に関する知識が必要となりますし、一般常識として過去の判例も把握しておく必要があります。

その上で判例集や条文集もチェックしておきたいところですが、内容が非常に難しく勉強する上でも飽きてしまう傾向があるので、参考書を中心に勉強して、その補足として判例集や条文集を活用すると良いでしょう。

憲法に関する内容に関しても、行政書士に関するものではなく、一般的な知識を掲載しているインターネットサイトの情報で習得するのも悪くありません。

イメージとしては、参考書と過去問題は最低でも3周以上チェックして、完全にマスターして望むのが良いでしょう。

どうしても心配になって複数の参考書を購入してしまうことがありますが、後述するおすすめの書籍から良いものを自分なりに選んで利用するようにしてください。

 

まずは参考書から読み始めていきますが、憲法の章は後回しにして民法の勉強から始めるのが良いでしょう。

イメージ的には、民法→憲法→行政法→商法→個人情報保護法→一般知識の順番に行います。

なぜこのような順番で行うかというと、民法を見ると全体の流れがつぶさにチェックできるからです。

イメージを掴むためには、この順番が最適と言えます。

流れさえ掴めば、あとは細かい点は各章の内容を熟読すれば知識として確実なものとなっていきますよ。

知識が深まったところで、過去問題で知識が確実であるかのチェックを行います。

もし不足していると思ったら、改めてその項目について参考書で知識をブラッシュアップして更に確実な知識として蓄積していきましょう。

行政書士試験では、選択式だけでなく記述式の問題も出題されます。

これについても、特別に準備は不要で過去問題をしっかりと解いていけばさほど困る事はありません。但し、過去問題だけに固執していると、ちょっとテイストが異なる問題が出題されると応用が効かないという事があるので注意が必要です。

 

ある程度試験に向けて知識が習得したと判断できれば、試験前までに一度模試を受けるようしてください。

概ね3,000円程度で受験でき、試験本番の雰囲気を味わうことができます。

もちろん、何度でも模試は受けることができますので、模試における問題点をしっかりと洗い出して本番に臨みましょう。

 

4.忙しい社会人のための時間の生み出し方!

忙しい社会人にとって、如何に時間を作り出すことができるかが重要です。

先に300時間程度の時間が必要と解説しましたが、単純に毎日1時間勉強しても300日もかかる計算となります。

ただ、資格がほしいとなるともっと短時間で勉強して取得したと考えるものです。

ただ、そうは言っても社会人にとっては毎日確実に時間を作るというのは難しいことがあります。

まずは、試験本番までのスケジューリングを明確にすることが重要です。

また、可能な限り毎日少しでも良いので勉強することが重要です。

夜はどうしても時間が取れないという方であれば、いつもよりも1時間早く起きて勉強する方法がおすすめです。

朝早くなら、残業して勉強時間が取れなかった…などの要因を排除できますよね。

また、朝は脳がリフレッシュされた状態ですので、夜勉強するよりも効率よく進めることも可能です。

他では、電車通勤されている場合は、出社時や帰宅時に参考書を持ち歩いて勉強するのも良いでしょう。

休日は、ある程度時間が取りやすくなりまので絶好の勉強のタイミングとなります!

但し、一日中勉強に打ち込んでも飽きてきて思ったような効果を得ることができないことがあります。

特に、平日お仕事をされていて更に勉強するとなると、相当なストレスとなりかねません。

お買い物にでかけたりなどのリフレッシュすることも折り込みつつ、勉強に時間を割くのが良いでしょう。

 

5.おすすめ参考書

司法書士人気が高まっている中で、様々な参考書が多く販売されています。

書店に探しに行ってもあまりの多さに目移りしてしまうものです。

どの書籍も基本的なことは押さえているのですが、どうしても良し悪しが別れてしまいますし、自分のニーズにマッチしたものでなければなりません。

ここでは、よりおすすめできる参考書について厳選して紹介します。

 

5-1. スッキリわかる行政書士 2018年度 (スッキリわかるシリーズ)

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各資格においてわかりやすく解説していて、たいへん高い人気を誇っているのが、スッキリわかるシリーズです。

スッキリわかる行政書士 2018年度でも、とにかくわかりやすくをテーマとしており、初心者でもすんなり入りやすいように工夫されています。

また、試験に出題される知識だけを極限まで絞り込んでいるのが良いですね。

テストや実力チェックテストも用意されていて、確実に知識を身につけることが可能です。

これだけシンプルな構成でありながら、6割の水準を維持しているのがすごいですね。

豊富でかわいらしいイラストを用いていて、パン太というキャラクターがとにかく気になります!

図版やわかりやすい解説がついているので、勉強嫌いの方でも活用しやすい工夫がされています。

2017年10月現在で、2018年4月1日(法令基準日)までに施行された法令についてもしっかりとカバーしていますよ。

 

5-2. うかる! 行政書士 民法・行政法 解法スキル完全マスター

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司法書士に関するセミナーなども開催していることで知られている伊藤塾も監修に参加しているうかる! 行政書士 民法・行政法 解法スキル完全マスターもおすすめできる書籍の一つです。

受験指導のプロが監修することで、解法のプロセスをわかりやすくナビゲートしているのが特徴です。

一般的な参考書で勉強しても演習問題が解けないと不満に感じている方や、得点が足りない方に特におすすめです。

うかる! 行政書士 民法・行政法 出題パターン30 必勝講義も付属していて、収録問題や解説もすべてブラッシュアップ済みですので、最新の試験にも問題なく対応可能です。

せっかく習得した知識を生かせないということがないように、実践的な知識を多く習得できます。

知識を整理した図表カードを多数掲載しており、試験直前に効率よくチェックするのも良いでしょう。

 

5-3. 行政法読本 第4版

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行政法学習が楽しくなる!をテーマに書きあげている一冊が行政法読本 第4版です。

一冊で行政法全体をカバーするのが人気で、行政不服審査法・行政手続法の改正を筆頭に、法改正や最新判例の動向などをしっかりとフォローしています。

平易な叙述や一つの「講」あたりのページ数を厳選して、必要な知識だけを効率よく得ることができます。

 

6.サマリー

いかがでしたでしょうか?

行政書士の人気は年々高まっていますが、その中で独学でも決して試験をクリアできないわけではありません。

如何に効率よく勉強して、試験本番でその力を発揮できるかが重要です。

今回紹介したような内容を基に、行政書士試験合格に向けて準備を進めましょう!

 

7.まとめ

  • ・行政書士は法律専門国家資格の中でも幅広い分野を担当することができる
  • ・行政書士資格を独学で取得することも可能である
  • ・独学の場合は参考書と過去問題集を活用する
  • ・働きながら独学で勉強する場合は、朝の時間を活用したり通勤時間に効率よく勉強すると良い

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