
企業法の短答試験では、条文そのままが本試験で出題されます。
条文を覚えておくと、正しい選択肢は正しいと判断できます。
実際に問題を問いてみて、どう出題されるのかを意識することで学習効果はあがります。
論文試験では、参考法令基準集が配布されるので、条文を覚えている必要はなくなります。
正しく理解し、どんな場面で論点になるのか、ということを理解しながら勉強をしてください。
【論文試験で問われること】
・制度の全体像の理解
・論点の抽出と理解
・問題で問われている条文は何か?
学習法については「なぜ会社法がこのような規定を並べているのか」という視点でやると理解しやすくなります。
会社法の目的が、会社をめぐる利害の調整にありますから、おのずとそのような視点になります。
【企業法学習の視点】
・株主の利益保護
・利害関係者の利益保護
・法的安定性の確保