高齢化問題

高齢化問題

人口構造の問題は、政策を考1える上で注目しておいた方が良い項目の一つだと思います。これは、日本の政策問題を考える場合にも、中国など他国の情勢を分析する上でも、世界の今後の課題などを予想する上でも重要になる指標だと思います。

さて、日本の高齢化率は約25%となっています。主要国における高齢化率を比較さいた際のトップ3は、日本、イタリア、ドイツとなっています。高齢化の問題は、日本のみならず欧州諸国でも深刻な問題と言えるでしょう。ただし、1970年の高齢化率を1として、2013年の高齢化率を比べた場合、最もこの値が大きいのは韓国で、二番目が日本となっています。なので、日本の場合は、現状の高齢化率と合わせて、それが欧州諸国と比べて急速に進んでいるということが問題となっています。ただ、一方で、韓国では日本を上回るスピードで高齢化が進んでおり、このことは一人っ子政策を行った中国にもあてはまると言えるでしょう。なので、高齢化の問題を考える際には、高齢化は欧州やアジア諸国とも共通する課題だという視点を持っておくと良いと思います。政策討議課題で高齢化についての出題があった場合は、これが国際的な問題でもあるという視点を示すことでも加点要素となるのではないでしょうか。

 高齢化が引き起こす問題としては、社会保障やコミュニティなどの問題があるかと思います。社会保障については、お年寄りの方々の医療や介護に関わる費用をいかに捻出するかということが問題になると思います。今の日本は、膨大な累積債務問題を抱えており、今後の社会保障費の増大にいかに対応するかが重要となっています。このための解決策の方向性としては、消費税を高めるとか、社会保障費を削減する方法を考えることがあると思います。消費税については、国債を発行しないでよい状況を実現するためには、25%ほどまでにあげていくことが必要であると言われています。あとは、効率化の視点も重要だと思います。効率化については、①病院や老人ホームの経営を効率化すること②国民介護保険の運用を考えることなど、いくつかの方法が考えられると思います。この点についても、一度考えておくと、官庁訪問や政策討議課題の際に約に立つのではないかと思います。新書なども出ているので、時間のある時に一読してみるのもお勧めです。
 

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