公務員試験に臨むにあたって知っておいた方が良い政策問題

公務員試験に臨むにあたって知っておいた方が良い政策問題

最近の公務員試験では人物重視ということが言われるようになってきています。公務員試験に合格して内定を勝ち取るにあたっては、これまで通り筆記試験でしっかりと点数をとることも重要なのですが、それに加えて面接や政策討議課題で良いパフォーマンスをあげることが重要になってきています。

面接で問われるのは、なぜその志望省庁や地方自治体で働きたいのかという「志望動機」についての部分と、「政策を考える素養」だと思います。よく、省庁の内定者などの合格体験記を読むと、官庁訪問において政策の知識はほとんど要求されなかったと言う人がいます。これは、ある程度正しいと思いますが、少し補足できるところがあります。ここで言う政策の知識とは、マニアックな知識です。今ニュースなどで問題になってあることの基礎的な知識は知っておいた方が良いし、これを知らないと本当に政策の専門家として働きたい気持ちがあるのかという、志望動機の方を疑われることになるかもしれません。そして、官庁訪問等でみられるのは、政策を考える素養です。これは、社会問題の解決策について、自分なりの考え方をもっているか、反対意見を言われても素早く返せるように考え抜く力があるかなどが該当するのではないかと思います。

これらの力を高めるためには、今話題になっている社会問題について自分で調べて基礎知識をつけ、自分なりに解決策を考えて、またそれを友人と議論したりして深めるといったことが正当なプロセスだと思います。そして、多くの内定者がこのようなことを各自でやってきているようです。

ただし、公務員志望者の中には、周りに公務員志望者がいないだとか、海外で公務員試験の勉強をしているなどで、友人と政策の議論をする機会を持ちづらかったり、試験まで時間が少なくてじっくりと政策について考えたりする時間をとりづらいという方もいると思います。近年の公務員試験制度改革の理念の一つとなっているのは、より多様な人材を公務員として採用できるようにしたいということです。様々なバックグラウンドを持った人が集まれば、それだけ今までになかった発想から日本が抱える課題についての解決策を提示することができるのではないかと思います。これから、10数回にわけて、政策討議課題や官庁訪問で問われそうな社会問題について基本的な知識や考え方を書いていきたいと思います。以下の記事が、皆さまが政策問題を考える際の参考となれば幸いです。

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