賃貸不動産経営管理士試験は、独学で合格することが出来る試験です!
でも、独学で合格するにはどんな勉強をすればいいの?という疑問を持たれる方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、この記事では独学でも合格出来ると言える理由、おすすめの勉強方法をお伝え致します。
目次
1.賃貸不動産経営管理士は独学で合格可能
初めに、なぜ賃貸不動産経営管理士試験はしっかり勉強すれば合格出来る試験と言われているのかを紹介します。
理由は、公式テキストから問題が出るからです。
公式テキストとは、賃貸不動産経営管理士の試験を実施している「一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会」が出している「賃貸不動産管理の知識と実務」のことを指します。
公式テキストの詳細はこちら
本試験は、公式テキストに掲載されている内容から試験問題が作成されますので、公式テキストの内容をすべて理解し、それに即した問題が解けるようになれば合格できます。
では、逆に独学が難しい試験はどんなものがあげられるのでしょうか。
例えば、司法試験がそのうちの一つです。理由は、試験範囲が法律基本7科目であり試験範囲が幅広いためです。
法律が試験範囲だと、どこまで勉強をすればいいかの線引きが難しく、知識を覚えるのに時間がかかってしまい勉強効率が悪いため独学はおすすめしません。
つまり、賃貸不動産経営管理士試験は、時間をかけて公式テキストの知識を自分で身につけることができれば合格できるため、独学でも十分合格が可能だといえます。
では、どのように独学で勉強すればいいのでしょうか?
次に、おすすめの勉強法を紹介致します。
2.賃貸不動産経営管理士試験に合格する勉強方法
まず始めに、勉強方法は不動産への知識があるかないかで変わります。
主に変わる点は2つあります。
- 勉強時間
- 何から勉強を始めるか
この記事では、2つ目の何から勉強を始めるのかについて紹介します。
1つ目の勉強時間について気になる方はこちらの記事をご覧ください。
この記事では、不動産関連業に携わっていたり宅建試験の勉強の経験がある人を経験者と呼び、全く勉強したことのない初学者を未経験者と呼ぶこととします。
それでは、分けて説明させて頂きます。
経験者の勉強方法
おすすめの勉強法は、いきなり過去問を解くことです。
理由は、ある程度知識があるのに、最初から公式テキストですべての知識をインプットするのは効率が悪いためです。
実際に問題を解いて、知らない知識に焦点を当て、集中的に覚えていく方が効率よく学力を伸ばすことが出来ます。
例えば、賃貸不動産経営管理士試験特有の賃貸不動産の知識等が知らない知識だと思います。その分野に特化して覚えていきましょう。
未経験者の勉強方法
経験者と違い、全く知識がないためまず公式テキストに目を通しましょう。
ここで重要なのは、目を通す程度にテキストを読むということです。時間をかけてテキストを読み込むのはオススメしません。
理由は、1個1個の分野だけ勉強するよりも、全体を見て分野同士で連動させて知識を覚えた方が覚えやすいからです。
例えば、歴史の勉強がこの勉強法に当たります。1つの時代のことを覚えるよりも、その前後の時代を知ってから流れでその時代を覚えた方が覚えやすいと思います。
目安としては、テキスト1周です。
1周読み終わったら過去問を解く勉強に切り替えましょう。
最初はあまり良い点数は取れないと思いますが、苦手な範囲を知ることが大切です
後は、苦手な範囲を集中して復習することが合格への近道です。
3.まとめ
賃貸不動産経営管理士試験は、時間をかければ独学でも合格することは可能です。
それは、賃貸不動産経営管理士試験には公式テキストがありそれをどれだけ覚えるかにかかっているからです。
しかし、公式テキストの内容は多すぎます。そのため、公式テキストから試験によく出る内容、自分の苦手な科目をピックアップするために過去問を解くことを心がけましょう。