賃貸不動産経営管理士の資格を取得したい場合、試験を受験して見事に合格して初めて獲得できる資格です。
合格発表は例年、試験を受けた翌年の1月となっております。
2020年度試験の場合は、合格発表は2021年1月18日(金)になります。
そこで気になるのが、どのように合格発表されるかについてです。
今回は、賃貸不動産経営管理士の合格発表方法に関連する情報をお届けします。
試験の難易度について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
目次
1.賃貸不動産経営管理士の試験とはどのような方法で行われる?
賃貸不動産経営管理士はまだ国家資格化されていませんが、すでに5年以上の歴史があり多くの方が所有している資格です。
特に2016年に以下の3つの要件が追加されたことで、取得希望者が増加しています。
・賃貸住宅管理に関する重要事項説明および重要事項説明書の記名・押印
・賃貸住宅の管理受託契約書の記名・押印
・事務所における資格者の設置義務
増加の一途を辿る資格ですが、取得できるのは年一回しかチャンスがありません。
2020年度も11月に一度限りの試験が行われます。
試験は北海道、岩手、宮城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、島根、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、熊本、沖縄の全国24地域で行われますので、受験票を持参して指定された日時に会場に出向いて試験を受ける形です。
試験は、四肢択一で50問出題されます(2020年度より50問に変更)。
試験概要の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
2.合格発表後どのように結果を通知されるの?
難易度が上がっている賃貸不動産経営管理士の試験は、2020年度の場合は11月に試験が行われ、2021年1月18日に合格発表が行われる予定となっています。
気になる合否については、一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会のホームページに合格者の受験番号を掲載されます。
よって、受験番号は無くさずにしっかりと所有しておきましょう。
また、合格者には別途合格発表日に合格通知を発送されます。もしホームページで合格しているのに合格通知が届かない場合は、協議会に問い合わせてください。
合格通知はあくまでも試験の合否だけのものであり、賃貸不動産経営管理士への登録は別途手続きを踏んで行う必要があります。
また、登録要件として「宅地建物取引士である者、又は協議会が認める賃貸不動産関連業務に2年以上従事していること」が条件となります。
試験に合格してもこの要件を満たさない場合、まずは条件をクリアする必要があり、満たした段階で速やかに登録することになります。
宅建試験について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
登録が完了すると、協議会のホームページで有資格者として名前が掲載されます。もし掲載を希望しない場合は、その旨を申請しておく必要があるので注意しましょう。
3.まとめ
賃貸不動産経営管理士の合否はホームページ上で手軽にチェックできます.
わざわざ会場にチェックしに行く必要がないのはありがたいですよね!
ただ、あくまでも試験の合否判定だけのものであり、合格した場合は別途手続きが必要な点には注意してください。