国家資格になる!? 賃貸不動産経営管理士とはどんな資格なのか?

国家資格になる!? 賃貸不動産経営管理士とはどんな資格なのか?

1 賃貸不動産経営管理士が担う役割

賃貸不動産経営管理士は、国土交通省が掲げる「ストック重視の住宅政策への転換の時代」において、不動産管理の重要性が高まる中で、社会的に必要とされる資格になっています。

賃貸不動産経営管理士は、主に賃貸アパートやマンションなどの賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。賃貸不動産経営管理士が賃貸住宅に関わる建物を適正に維持・管理することは、安心できる生活環境づくりに直結します。

そのため、継続的かつ安定的で良質な管理サービスに対する社会的な期待や要望は多く、賃貸不動産の管理業務に関わる幅広い知識を有する賃貸不動産経営管理士の活躍が期待されているのです。

賃貸不動産経営管理士は、賃貸不動産管理に関するスペシャリストであり、家主や入居者から信頼される資格として、現在まで約3万人を超える有資格者を輩出しています。そして、国土交通省が告示する「賃貸住宅管理業者登録制度」における役割が期待されてもいます。

▼こちらのサイトもご参照ください。
賃貸不動産経営管理士 ポータルサイト

2 賃貸不動産経営管理士の資格取得方法は?

賃貸不動産経営管理士を目指すには、まず資格を取得します。

公式機関によると、試験は誰でも受験可能とされ、不動産業従事者だけでなく、自主管理の家主や不動産業界等への就職を目指す学生たちや、より知識を深めたい社会人など、毎年多くの方が受験しています。

3 賃貸不動産経営管理士の資格の特徴

毎年11月に、全国11都市で統一試験が行われます。

ただし、登録には一定の要件がありますので、受験前には応募要項を取り寄せましょう。

受験勉強には、公式テキストを使ったり、講習を受講したりして効率的な学習を行うことができます。ぜひ、自分に合った方法を見つけましょう。

合格後に登録を終えると、資格の証しとなる認定証やカードが発行されます。

続いて、主な業務となる賃貸不動産管理業の現状と、賃貸不動産経営管理士としての概要・活躍の場を紹介します。

4 賃貸不動産管理業の業務範囲

賃貸不動産管理業の業務は、家主と賃貸不動産の管理業務を受託する契約から始まり、入居者の募集、入居希望者の契約業務、建物の維持管理、不具合の対応、原状回復工事まで、さまざまな業務があります。

他にも一部媒介業務や、家主の賃貸経営に関する支援も業務の一環であると考えると、賃貸不動産経営管理士として必要な知識は多岐に亘ります。

このように専門的知識をもった賃貸不動産経営管理士が担う業務は、適正な管理業の促進と消費者の安心につながると言えるのです。

ここで、主な媒介業務を挙げてみましょう。

1   賃貸不動産管理業務
2   管理業務受託契約
3   市場調査
4   賃貸用建物の企画提案
5   管理業務報酬の設定
6   管理業務受託契約の締結
7   入居者募集~契約
8   入居者募集~契約
9   入居審査
10 重要事項説明
11 賃貸借契約締結
12 鍵の引渡し
13 管理業務(契約期間中)
14 建物維持管理・修繕
15 法定点検
16 建物清掃
17 賃料等収納業務
18 クレーム対応
19 契約更新
20 賃料改定
21 管理業務(契約終了)
22 退去立合い
23 原状回復工事
24 敷金の精算
25 入居促進
26 空室維持管理
27 支援業務
28 管理業務報告
29 節税や相続に関する相談・提案への協力業務
30 不動産証券化業務など

こうして書き出してみると大変多く感じるでしょうが、引っ越し経験のある方でしたらその流れが思い浮かべられるかと思います。

このように賃貸不動産経営管理士には需要があり、社会においてもこの業務に携わる方が求められていると言えるでしょう。

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