この記事を見ている方のほとんどが、賃貸不動産経営管理士資格を取得しようと考えていると思います。
そんな方でも意外と知らないのが、賃貸不動産経営管理士講習です。
この記事では、講習とは何で、受けることにどんなメリットがあり、どのように申し込めばいいかについてご紹介致します。
目次
1 賃貸不動産経営管理士講習とは?
制度改正により賃貸不動産経営管理士資格のニーズが高まっているという背景があり、より効率よく知識を得ることができる方法として、一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会が行っている講習のことを指します。
公式テキストである「賃貸不動産管理の知識と実務」を教材に使用しつつ、賃貸管理業務に必要な専門知識の習得と実務能力を高めるための講習です。
このような講習の場合、参加要件が限定されている事が多いのですが、賃貸不動産経営管理士講習については誰でも受講することが可能です。
講習の概要
学習内容 | 1.事前学習(概ね2週間、公式テキストを使用した自宅学習) 2.スクーリングによる講習(1日、公式テキスト使用、確認テスト含む) |
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日程・時間 | 令和2年7月7日(火) ~ 令和2年9月18日(金) 9:00~17:30(8:50受付開始) *新型コロナウイルスの影響により変更になる可能性があります。 |
会場 | 全国47都道府県 105会場 |
受験料 | 18,150円[税込] *公式テキスト(4,054円[税込])は、各自にて別途ご購入ください。 *受講に際しては、必ず公式テキストをご用意ください。 |
受験要件 | どなたでも受講できます。ただし、受講申込方法については、実施団体の定めがあります。 |
資料請求・受験申込期間 | 申込期間は各会場ごとに異なります。 |
テキスト | 賃貸不動産管理の知識と実務<改訂第4版> 当サイト等より購入いただけます。 令和2年度の講習は平成31年4月発刊の改訂第4版を使用します。 |
講習を行う会場は、予備校や貸し出し会議室であることが多いです。
自宅から近い会場がどこなのかを確認した上でお申し込みをしましょう。
お申し込みは、申し込みの前に受講案内を読まなければいけません。
受講案内には、持ち物や当日の流れ等も記載されているため熟読したのち申し込みを済ませましょう。
すでにお申込みは始まり、定員に達している会場が多いためお早めに申し込みを済ませることをおすすめします。
詳しくは賃貸不動産経営管理士協議会のページをご覧ください。
2 賃貸不動産経営管理士講習を受けるメリットは?
賃貸不動産経営管理士講習を受けるメリットは多くあります。
最もメリットになるのが、出題50問のうち5問が免除される点です。
単純に5問正解したという事になり、試験を有利に進めることが可能となります。
特に2020年の試験では受験されることをおすすめします。
理由は、試験難易度の予測が難しいためです。
国家資格化に向け、試験時間、問題数が変更になるうえに、近年合格率が急激に下がっていて予測が立てられません。
賃貸不動産経営管理士試験の難易度や合格点の推移等を詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。
3 まとめ
今年のように試験概要が変更になった年は合格率などに変化が起こる可能性がおおいにあります。
試験を確実に合格したい方は、賃貸不動産経営管理士講習の受講することをおすすめします。