司法書士試験の難易度~本当の意味の受験者は2200人程度!?

司法書士試験の難易度~本当の意味の受験者は2200人程度!?
司法書士受験生

司法書士試験の難易度はどのくらいなのでしょうか。
難易度のレベルは、これから試験を受けようと思う方にとっては、気になるところです。

<目次>

 

司法書士試験の難易度

司法書士試験は文系の難関資格に位置し、その難易度は司法試験の次位でもあると言われています。

その合格率は、3%前後と、かなり低いものです。
合格率だけで比較するならば、難関試験で有名な司法試験の合格率が20%台ですので、それより合格率は低く、極めて難しい試験のように見えてきます。

この数字だけを見て「私には無理だ」とあきらめてしまう方もいるかも知れません。
しかし、この数字だけを見て、自分には無理ではないかという不安や恐れを抱くのは間違いです。
なぜならば、司法書士試験は、実に学習した人を裏切らない試験でもあるからです。

下記に理由を挙げていきます。

 

<理由その1:記念受験が難易度をあげている要因にも>

司法書士試験記念受験

司法書士試験には受験資格がありません
そのため受験者の中には、合格に必要な勉強を殆どしないで受けている人も含まれています。
とりあえず受けてみたい記念受験層も多く含まれているのです。

 

<理由その2:多肢択一式で足きりを突破できるかが重要>

択一試験突破

司法書士試験の筆記試験では、多肢択一式と記述式の2種類の試験が行われますが、このうち多肢択一式試験で足切りが行われ、一定の得点に満たない受験者については記述式の採点は行われません。
必要な受験準備を怠らなければ、この多肢択一式試験を突破できるだけの実力を身につけることは可能です。
現実には、この足切りを突破した人数が本当の意味での受験者ということができます。

平成25年度の試験を例にとると、平成25年度の試験では2万2000人を超える受験者のうち、最終合格者はわずか796人しかいません。
その合格率はわずか3.6%程度です。
しかし、この22,000人のうち、足きりを突破したのは2,200人程度です。
この2,200人のうちから796人の合格者が出ると考えれば、合格もそれほど遠いものではないということが分かっていただけると思います。

着実に勉強を進め、足きりを突破できるだけの実力をつければ、難しいと言われる難易度であれ、向き合うことができます。

 

<理由その3:合格者の声>

司法書士試験合格者の声

実際に試験に合格した合格者からは、難易度について下記の声があがっています。

司法書士試験は、確かに楽をして合格することができる試験ではありません。
しかし、出題される問題は、主に知識を問うものであるため、しっかりとした受験準備をした場合は、十分対応できるものであるといえます。

基本的知識を元に、その場で考える問題も出題されますが、基本的知識を元に考える対策を講じていれば恐れることはありません。
基本的なテキストに載っていることをしっかり把握しておけば、たいていの問題は解けます。
また、きちんと対策した人が解ける問題を解答していけば、合格点に達するように問題が作られています。

逆に基本的テキストに載っていない知識であれば、不正解となっても合否には影響しません。
ゆえに、試験に出題される範囲の基本的な知識を正確に理解していれば、十分合格点を取ることが可能なのです。

このように考えると司法書士試験は、実に学習した人を裏切らない試験であるといって良さそうです。
そのため、難易度は発表されている数字ほど低くはないのかもしれません。

(司法書士実務家/司法試験合格者:清水健午さん)

このように、努力が実る試験でもあります。
その膨大な範囲は決して楽に勉強ができるものではありませんが、高い志を持った方であれば、例え合格率としては高い難易度が現れていても、突破は夢ではないのです。

 

司法書士受験者の特徴

司法書士試験は、数ある資格試験の中でも最難関に属する試験でありながら、人気のある試験です。

 

<受験者数は若干減少傾向>

不況や雇用不安などの社会情勢も影響していることと思われますが、受験者数は年度で変動があるものの現在は若干減少傾向にあります。

司法書士試験の受験者数と合格者数推移

 

<様々な受験者層が入り混じる試験>

独立自営の可能性に魅力を感じて司法書士を目指している人が多いようですが、若い人の中には将来に資格を活かそうと思っている方も多いようです。

受験資格に全く制限がありませんので、本当に様々な人が受験します。
高卒の受験生もいれば、大学の法学部の学生や卒業生も珍しくありません。
司法書士事務所などの職員や不動産関係の仕事をしている人も多いといえるでしょう。
意外なことに理系の人も結構多いようです。
公務員やさまざまな資格試験に次々と挑戦している人など、試験に合格したら司法書士に転職しようと考えているわけでもなさそうな人もいます。

悠悠自適の生活を楽しんでいる人からそうでもない人、自立を目指す会社員など本当に受験者はさまざまです。
本当に司法書士になることを目指している人から、いわば趣味的に勉強していて、毎年の試験を年中行事のように楽しんでいる人まで、いろんな人がこの試験を受験しているのです。

「決して楽ではないが、真面目に勉強するものに道は拓ける試験難易度」と言えるのではないでしょうか。

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