AI化によってこれから先、今の職業の半分がAIに取って代わられるとまで言われている今の時代、果たして司法書士の未来はあるのか?司法書士の仕事内容とともに紹介していきたいと思います!
目次
1 そもそも司法書士って?
司法書士といわれてどんな仕事内容を思い浮かべますか?
司法書士とは簡単に言うと私たちの身の回りにある法律問題を解決してくれるスペシャリストです!より具体的に言うと、他人から依頼された書類を代理で作成して裁判所や法人に提出したり、登記手続きを本人の代理で行うという仕事を行っています。
司法書士の仕事内容をいくつかの具体例を挙げながら説明していきたいと思います。
<具体例1:土地の売買>
あなたはマイホームを新築することになりました
そのときに必ず必要になってくるのが不動産登記です。不動産登記とはその建物や土地が誰の所有者であるか、といった情報を電子データでまとめたものです。
この不動産登記があることで銀行も安心して土地を担保にお金を費やしてくれます。このときに不動産登記を代わりに行ってくれるのが司法書士なのです。
<具体例2:成年後見に関する業務>
高齢化や認知症、精神障がいなどにより自力で介護施設に入所するのが困難な方や、自分の貯金の管理や遺産の相続などを判断するのが困難な方がいるとします。
そのときに彼らの財産を保護し、本人の支援者を選任するのがこの成年後見に関する業務であり、これも司法書士の仕事です。
2 司法書士の将来性、未来
まずは以下のグラフをご覧ください。
これは平成2年~平成26年の司法書士の人口の推移です。上の図からもわかるように司法書士は緩やかに人口が増えています。
では司法書士の将来性、未来はどうなるでしょうか。AIに仕事を奪われてしまうのか。
結論から言いますと「NO」です。
例えば上であげた具体例2の成年後見に関する業務について、AIに介護施設を訪れたり、家族との連絡を取る、などといった機械作業以外の業務もあります。この仕事を現在のAIに奪われることはありません。
さらに具体例1の登記に関する業務ですが、機械的な作業なら現在では一部AIを導入していますが、そこからより複雑な作業や、利用者がうまくAIと意思疎通できるのかなどという問題があります。
さらにいえば現在、この超高齢化社会において、具体例2の成年後見に関する業務はよりいっそう拡大していくと考えられ、司法書士はより必要な人材となってくることは間違いないでしょう。
難易度は非常に高いですが、やれば必ず報われます!この機会にあなたもぜひ法律のスペシャリストになってみませんか?
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