テキスト選びは慎重に。

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司法書士試験において、供託法は例年午後の部で3問出題されています。

供託法とは?

供託法は手続法です。

が、供託法に対する実体法の規定が沢山の法律に分散していることが特徴でしょう。
誰がどんな場合にどのような供託をするのか、供託の種類に応じて個別の法律があるのがその理由です。

これを供託根拠法令といい、民法や商法・会社法だけでなく商業登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法などそれぞれ供託に関係する法律を持っています。

ですから、供託法を勉強するのはこれらの科目をある程度終わらせてからにした方が理解しやすいでしょう。
供託手続きは登記法と同様、供託法、供託規則、供託事務取扱手続準則に基本となる規定があり、さらに具体的な供託の場合はそれに応じた多くの供託先例が発せられることによって手続規定を補っています。

執行供託では滞納処分と強制執行等との手続調整に関する法律(別名滞調法)と関連する、複雑な手続を理解することが必要でしょう。

テキスト選びは慎重に

供託法の勉強は、他の科目とは少し異なります。

各種の供託根拠法令や手続き、供託先例を総合的にまとめてあるテキストや講座などを利用しないと供託法を習得するのは困難でしょう。
しかし言い換えれば、良いテキストに巡り合えれば、いっそ条文など読まなくても全問正解することさえ出来るのです。

供託法は、条文ではなく事例から覚えていく科目と考えてよいでしょう。

テキストを使って一通り勉強した後、他の科目同様過去問などを使って知識を整理していく方法が良いと思われます。

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