司法書士試験本番まで、どのようにして受験期を過ごしていくべきでしょうか。
生活スタイルも勉強方法も受験生によって異なるのは当然ですから、自分に合ったスタイルを見つけないといけないのは言うまでもありません。
どんな方法を選ぶにしても、受験を決意してからできるだけ早いうちに自分のペースを掴むことが必要です。
目次
1 大切なのは時間の有無だけではない
社会人として仕事を続けながら受験勉強をする場合と、時間に比較的余裕がある学生のうちに学習をするのでは生活スタイルが全く異なるのは当然でしょう。
勉強にあてられる時間が違いますから、時間に余裕のない人からすれば焦りを感じてしまうかもしれません。
しかし、司法書士試験のための勉強は、ただ一日中机にかじりついてノートやテキストを開いていれば良いというわけではなく、単純な時間差だけで実力に差がつくものでもないのです。
2 継続こそ力
重要なのは、いかにムラのないペースを保ちながら継続的な学習をしていけるかということです。
司法書士試験の受験勉強で最大の敵は忘却です。例えば「昨日は10時間勉強したから今日はお休み」などという学習方法をとっていたら記憶が身につくはずもありません。
多くの人は毎日学習しないと覚えられないものです。いくら長時間勉強したからといっても、それを忘れないよう、毎日反復的に学習をして知識を植え付けていかないといけないのです。
仕事など他の生活の都合で、毎日長時間勉強できないのは仕方のないことです。
実際そういう悩みを抱えた受験生も大勢いますし、もっと勉強に時間を割きたいと考えている人も少なくありません。
しかしそういった人たちも、自分なりに学習を続けて司法書士試験に合格しているのです。
他の生活と両立しながら司法書士試験にパスすることは、決して不可能なことではありません。
仕事が忙しいなら、それを踏まえた上で自分の勉強スケジュールを立てていきましょう。
無理のない生活スタイルを見つけ、それを継続していくことが合格への近道です。